MENU ─ 仁川アジア大会

仁川アジア大会


第17回アジア競技大会(2014/仁川)

ソフトテニス
競技紹介

 ソフトテニスとは、1870年代にイギリスで創案されたローンテニスを母体にして日本で考案された球技です。軟式テニスとも呼ばれますが、1992年からソフトテニスに統一されています。

 ソフトテニスは、ネットを挟んで相手と向かい合い、ラケットを使ってボールを打ち合ってポイントを競うスポーツです。自分のコートに飛んできたボールをノーバウンド(コートに一度もつかない状態)か、ワンバウンド(コートに一度だけついた状態)で返球します。

 ソフトテニスの試合にはダブルスとシングルスがあり、対戦方法としては個人戦と団体戦があります。
試合は、7ゲームマッチ(4ゲーム先取)か9ゲームマッチ(5ゲーム先取)で行われるのが一般的です。1ゲームは4ポイント先取です。ただし、ファイナルゲームだけは7ポイント先取で行います。カウントのとり方は、0(ゼロ)、1(ワン)、2(ツー)、3(スリー)と簡単に誰にでも判りやすくなっています。

ソフトテニスのダブルスの魅力は、ラリー(球の打ち合い)が続くことや、2人のプレーヤーのコンビネーションの妙技にあります。
 ラリーの見どころとしては、シュートボール(速いボール)での打ち合いの迫力はもちろん、ロビング(山なりのゆるいボール)やショートボール(短いボール)を織り交ぜた多彩な攻撃や、スマッシュやボレーなどの華麗なネットプレーが挙げられます。
 コンビネーションは、パートナー同士がお互いにカバーし合うだけでなく、相手陣形を崩すような配球をしたり、ポジション取りを変えたりすることによって、味方のプレーヤーがポイントしやすいようにプレーしたり、相手のミスを誘ったりすることもります。このようなことは平素からお互いの気持ちが通じ合っているから可能なことであり、ダブルスならではの魅力です。

 すでに国際スポーツの仲間入りを果たしたソフトテニスは、世界選手権大会、アジア選手権大会、東アジア大会、そしてアジア競技大会といった国際大会が4年に1度実施されています。

 アジア競技大会では、1994年第12回広島大会から正式種目として採用され現在に至っています。

 
参照URL:
(公財)日本ソフトテニス連盟
http://www.jsta.or.jp/

 
<競技の進み方>
①シングルスは7ゲームマッチ、ダブルスは9ゲームマッチ
②団体はシングルス1、ダブルス2=複単複
③シングルス、ダブルスは組に分かれて総当りの1次リーグを行い、各組2位までが準々決勝進出
④団体は組に分かれて総当りの1次リーグを行い、各組2位までが準々決勝進出
⑤全種目とも3位決定戦は行わない

※参加チーム数の増減などで競技の進み方が変わることがあります

 
ページをシェア