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仁川アジア大会


第17回アジア競技大会(2014/仁川)

競技紹介

レスリングは、1対1で行われる競技です。
マット上にある直径9mのサークル内で、2人の競技者が、素手で攻防を行います。タックルや投げ技のスタンドレスリングの他、両者が伏せた状態(グラウンド)での攻防があります。

レスリングは人類最古のスポーツと呼ばれ、紀元前3000年以前より競技として存在していたと推定されています。紀元前776年にアテネで始まった古代オリンピックでも主要競技のひとつでした。

アジア競技大会でのレスリング競技は、男子が1954年第2回マニラ大会より、女子が2002年第14回釜山大会より採用されています。

男子のレスリング競技には、以下の2種目があります。
・グレコローマンスタイル=上半身のみで攻防を行います。脚を使って攻撃したり、守ったりすることは禁止されています。

・フリースタイル=全身のどこを攻め、どこを使って守ってもよいルールです。

女子は、フリースタイルのみ行われます。

競技は、1ピリオドにつき3分間ずつ、計2ピリオドで行われます。打撃技、関節技、かみつき、指を折り曲げる等の行為は反則となります。

3分間×2ピリオドの試合の中で、相手の両肩を1秒以上マットにつける「フォール」をするか、決めた技によって与えられるポイント判定で勝敗が決まります。フォールがない場合、第2ピリオドが終わった時点でポイントの多い選手が勝者となります。
また、グレコローマンスタイルでは8ポイント、フリースタイルでは10ポイント以上の差が開くと「テクニカルフォール」となり、試合は終了します。

今大会では、吉田沙保里選手の大会4連覇に大きな注目が集まります。

<競技の進み方>
①男女ともトーナメント方式で、1回戦から決勝までを行う。出場選手が少ない場合は、出場人数によりリーグ戦を含むこともある
②敗者復活戦は決勝進出者に敗れた選手が回る。2グループで行い、勝ち上がった選手は準決勝敗者と3位決定戦を行う(3位は2人)

※参加チーム数の増減などで競技の進み方が変わることがあります

 
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