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仁川アジア大会


第17回アジア競技大会(2014/仁川)

ウエイトリフティング
競技紹介

重量挙げ(ウエイトリフティング)は、体重別に階級が別れており、同じ階級内で記録を競う個人競技です。
制限時間内にバーベルを両手で頭上に持ち上げ、その重量を競います。男子8階級、女子7階級の計15の階級に分かれており、階級別に挙上重量を競います。

近代五輪の第1回大会である1896年のアテネ五輪から正式種目としての歴史がありますが、当初は片手ジャーク、両手ジャークの2種目で階級分けもありませんでした。

アジア競技大会での重量挙げ競技は、男子が1951年第1回ニューデリー大会から(1962年第4回ジャカルタ大会除く)、女子が1990年第11回北京大会より採用されています。

競技はスナッチ、ジャークの順に種目を3回ずつ行い、それぞれの最高挙上のトータル重量で競われます。

・スナッチ=地面に置かれたバーベルを一つの動作で一気に頭上に持ち上げ、立ち上がります。立ち上がった後は、両手両足を完全に伸ばした状態で静止します。

・ジャーク=地面に置かれたバーベルを第一動作で鎖骨付近まで引き上げて立ち上がり、第二動作で全身の反動を利用して頭上に持ち上げます。直立した姿勢で静止します。

3回ずつ行われる試技では、前回の試技よりも重りを増量しなければならず、試技の重量を下げることはできません。ただし、失敗した場合は同重量を選択することができます。

バーベルをプラットホームと呼ばれる床の範囲外に落としたり、体の後方に落とした場合は失敗となります。

制限時間内にバーベルを膝より高い位置に挙げることができない場合は失敗となり、先に行われるスナッチで3回連続で挙上に失敗するとジャークに進めず失格となります。

同記録で並んだ場合は、体重の軽い方が高順位となり、同体重の場合は先に記録を出した方が高順位となります。


※参加チーム数の増減などで競技の進み方が変わることがあります

 
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