MENU ─ ロンドン2012

ロンドン2012


見どころ

チームスプリント

 「チームスプリント」は、3名の選手が1組となり第一走者、第二走者と1周回毎に所定のライン内で次の選手と交替してレースを終える。それぞれ1周を全力で走り抜き、最後の第3走者がゴールしたタイムで優劣を決める競技である。いわば自転車の3段ロケット式タイムレースだ。この競技のポイントは、第一走者のスタートダッシュの良し悪しが重要である。同時に第二、第三走者はダッシュ力に加え、スピードを維持してさらに加速できるスタミナが要求される。3名の競技者がうまく連携できて初めて好タイムが生れる。
レースは、ホームとバックから1チームづつがスタートして予選レースを行い、上位8チームで2回戦を行い、その対戦勝者のタイム順により1〜2位・3〜4位決定戦を行う。

 日本は、アテネ大会で銀メダルを獲得している得意種目であるので、ここでも表彰台に上がる姿を期待したい。

女子スプリント

 「女子スプリント」は、レース内容は男子と全く同じで、200mタイムトライアルにより振り分けられ、本戦に臨むことができる。

 世界選、ワールドカップ等で日本はヨーロッパ勢に一歩遅れをとっているが、2012年4月世界選において前田佳代乃が11秒402の日本記録を出し、本戦に進出している。1番時計はオーストラリアのメアーズ選手で、10秒782と一人10秒台を出している。しかし、優勝は200m5番時計11秒076イギリスのペンデルトン選手となり、女子においては200mだけのタイムでは最終順位が判断できない状況にあり、目が離せない種目である。

ロードレース

 「ロードレース」は、それぞれ男子が250km、女子が140kmの距離で行われる。コースは、ロンドン市内中心のバッキンガム・パレスをスタートし、ハンプトンコート・パレスを経由し、ボックスヒル周辺を男子が9周、女子が2周してバッキンガム・パレスに戻るコースで実施される。 昨年8月のテストイベントでは、スタートから往路の周回コースに入るまでが72.2 ㎞、周回コース(15.7km) を2 周回し復路は39.7km 走りゴール。途中の街並みを通過する際、道幅が狭いコーナーが多くロータリーもあり、集団の中では気が抜けないコース状況だ。56.4km 地点最初の山岳ポイント、最大5% ほどの緩い上り坂2.2km を登り、周回コースの2.5km の上り坂は、7%前後と比較的緩くアウターでも登れる。しかし、ボックスヒル9周はスプリンターが絶対優位とは言えないコースであった。

 日本勢は、ヨーロッパを拠点に活動している別府史之新城幸也の2名が出場し、レース展開次第では充分メダル獲得の可能性があり、大いに期待したい。

個人タイムトライアル

 「個人タイムトライアル」は、それぞれ男子が44km、女子が29kmの距離で行われる。コースは、ハンプトンコート・パレスをスタートし、ウエスト・モレセイを経由し、コバン、キングストン・アップオン・テムズ、セント・メアリー大学を経由してパンプトンコート・パレスに戻る1周コースで実施される。女子は、 ウエスト・モレセイとセント・メアリー大学を除く1周コースで実施される。レースは、1人づつのスタートで、間隔は1分〜2分で行われる。この競技は、コーナーでのコース取りとペース配分が勝敗の行方を左右すると考えられる。

 日本勢は、ロードレース出場の別府史之新城幸也のどちらかが出場予定である。

マウンテンバイク

 「マウンテンバイク」は、アトランタオリンピックから新規採用された種目である。ロード競技同様、世界と日本選手のレベルは相当の開きがあるのが現状。それでもアトランタオリンピックでは、三浦恭資選手(佐賀)が男子マウンテンバイク・クロスカントリーで26位に入賞している。

 マウンテンバイクの会場は選手村から51kmのハドレイ・ファームにあり、レースは特設マウンテンバイクコースで行われる。コースは1周5kmで周回数は競技時間2時間に合わせたものとなる。優勝タイムは、約1時間30分〜45分程度が予想される。

 また、コースには急坂や1名しか走行できない「シングルトラック」と呼ばれる部分も組み合わさており、競技者はこれらのコース特徴を把握し、それぞれ得意とするセクションでの走りがレースを左右する。

 日本は山本幸平片山梨絵が北京大会に続き2回連続の出場となる。

ページをシェア