大会

第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)

テニス

見どころ

 注目は四大大会の一つである2012年の全豪オープンにおいてシングルスのベスト8に進出した錦織圭のシングルスである。前回の北京オリンピックにおいても将来性を有望視され、当時10代の選手で唯一の推薦枠を与えられた、世界が認める才能が、順調に実力を向上し、プロツアーの世界での活躍を見せ二回目のオリンピックに挑戦する。

 北京においては一回戦で敗れているが、そこから四年間で着実に世界のトップ選手への歩みを進めてきた。この中には右肘の負傷により約一年間も試合に出られない期間が存在、それらを差し引いて考えると、同じ世代の中でも順調な成長を見せている世界が注目する若い才能と言える。

 北京においてメダルを獲得するためには、男子のプロツアーにおいて「Big4」と現在形容されているNo1のセルビアのNOVAK DJOKOVIC、No2のスペインのRAFAEL NADAL、No3スイスのROGER FEDERER、No4イギリスのANDY MURRAYの一角を崩すことが必要になり、厳しい戦いになることが予想される。また2012年の4月に腹筋を痛め、シーズン中としては長期に渡る療養が必要な状況となっているためロンドンにおいては体力的なコンディションが万全な状態で臨めるか、またいわゆる試合勘をどれだけ取り戻せるかが大きなポイントになるであろう。

 添田豪は2011年に始めて世界ランキングの100位を突破、ここから急激にプロツアーの世界において活躍を始め、2012年の1月にはプロツアーのインド、チェンナイ大会においてベスト4に進出している。これは錦織を除けば松岡修造氏以来の出来事であり、華やかな活躍を続ける錦織の影に隠れがちではあるが、日本のテニス界にとっては極めて大きな実績をこの1、2年で残している。


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