MENU ─ アテネ2004

アテネ2004


見どころ

主だった種目と有力選手

◯短距離、リレー:2003年の世界陸上競技選手権大会(パリ)の200mで、20秒38という記録で銅メダルを獲得した末續慎吾選手(24)は100m、200m、4×100mリレーに出場予定。4×100mリレーには、100m のA標準記録10秒21をクリアした朝原宣治選手(32)、土江寛裕選手(30)、さらに200mにおけるA標準記録を突破した高平慎士選手(20)、松田亮選手(24)がメンバーとなり日本陸上競技史上初のメダルを狙う。

◯ハードル:2001年のエドモントン世界陸上の400mハードルで、47秒89m(日本新記録)というタイムで銅メダルを獲得した為末大選手(26)が出場。

◯ 走幅跳:日本選手権において、A標準記録である8m20をジャンプした寺野伸一(25)が出場。この跳躍で日本歴代2位のランキングとなった。

◯棒高飛:日本選手権で世界水準の5m80を跳んだ澤野大地選手(23)が出場。2003年の世界陸上競技選手権大会(パリ)では決勝進出を果たしている。

◯ハンマー投げ:日本陸上界のエースである室伏広治選手(29)が出場。2003年の世界陸上競技選手権大会(パリ)では、腕の怪我というハンデを抱えながらも銅メダルを獲得。

◯マラソン:男子では世界陸上競技選手権大会のエドモントン(2001年)、パリ(2003年)で連続入賞した油谷繁選手(27)、國近友昭選手(31)、諏訪利成選手(27)の3選手がアテネのタフなコースに挑む。また女子は2003年の世界陸上競技選手権大会で銀メダルを獲得した野口みずき選手(26)、同大会4位の坂本直子選手(23)、アトランタ世界陸上銀メダルの土佐礼子選手(28)の3選手が出場する。

◯女子800m:この種目は1936年のベルリン大会の人見絹枝選手以来、68年ぶりに出場。日本選手権で優勝した杉森美保選手(26)が世界に挑む。

◯5000m/10000m:5000m、10000mの日本記録保持者である福士加代子選手(22)が両種目に出場。アトランタ大会、シドニー大会に続き代表選手に選考された弘山晴美選手(35)と、シドニー大会から連続出場となる田中めぐみ選手(28)の両選手は10000mに出場する。

ページをシェア