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第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)

主将と旗手アテネへの抱負を語る

日本代表選手団主将・井上康生選手

 アテネ大会の主将を務めてくれるようにという依頼の電話があったときは、ありがたいことですからすぐにでもお受けしたい気持ちでした。と同時に、これだけ多くの選手がいて、なぜ私なのか、もっと適任の方がいらっしゃるのではないか、とも思いました。しかしシドニー大会の旗手に続き、今回は主将と責任のある役割をいただき、感謝の気持ちを持って喜んで引き受けさせていただきました。
 試合では全力を出しきることが一番だと思います。一戦一戦を大事にして、金メダルを狙いたいと思います。
 私の出場する試合はオリンピック期間の前半ですから、金メダルを取ることによって日本代表選手団によりいい波を送りたい。それが主将としての責務であると考えています。

日本代表選手団旗手・浜口京子選手

 旗手に選ばれた時に思ったことは、お世話になった先生方、諸先輩方のお陰で、私が旗手を務めさせていただけるということです。その方々にお礼を申し上げたいと思います。旗手を経験できることは、私にとって身の引き締まる思いです。今まで世界大会など、国旗を見たことは何度もありましたが、今日団旗を掲げた時の重さは、初めて体験するものでした。それは、日本代表選手団の旗手が大任であることを実感し、またこれまでオリンピックに参加された多くの方々が成し遂げた偉業を感じるものでした。この緊張感をうまく自分のプレーにつなげて、勢いに乗りたいと思います。
日本代表選手団の旗手としてアテネ大会に参加できることを誇りに思い、開会式では私らしく胸を張って行進したいと思っています。試合では、自分のレスリング人生の中で最高の状態でマットの上に立ちたいと思います。



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