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ロンドン2012


概要・説明

種目

 男子団体、女子団体、男子シングルス、女子シングルスの4種目が行われる。2008年北京オリンピックでは団体、シングルスの順に行われたが、今大会では開催順が入れ替わっている。

競技規則

 1ゲームは11本先取。シングルスの1試合(マッチ)は7ゲームマッチで、4ゲームを先取したものが勝ちとなる。団体戦の各マッチは5ゲームマッチで行われ、3ゲームを先取したものが勝ちとなる。

 最終ゲーム(シングルスの7ゲーム目、団体戦の個々の試合の5ゲーム目)はどちらかの選手(ペア)が5ポイントに達した時点でエンドを交替する。

 団体戦、シングルスともにサービスは2本交替で行われるが、ポイントが10-10以降はサービスが1本交替となり、どちらかが2点差つけた時点で勝ちとなる。各マッチ中に1回だけ1分以内のタイムアウトが許されているが、タイムアウトの要求は選手又は団体戦の監督や個人戦のベンチコーチが要求することもできる。

用具

・ボールの大きさ:直径40mm
・ボールの重さ:2.7g
・テーブルの大きさ:幅152.5cm、長さ274cm
・床面からテーブル表面までの高さ76cm
・競技領域の広さ:幅7m以上×奥行き14m以上×床から光源までの高さ5m以上
・ラケットの種類
 シェークハンド、ペンホルダーの2種類がある。シェークハンドが圧倒的に多いが、2004年アテネ大会男子シングルス、2008年北京大会男子シングルスを共にペンホルダーの選手が制している。
・ラバーの種類
 裏ソフトラバー、表ソフトラバー、粒高ラバーの主に3種類が使用されている。平らで摩擦係数が高い「裏ソフトラバー」の使用率が高いが、女子では表ソフトラバーを使用する選手も多い。粒高ラバーはカット主戦型の選手がバックハンド側に貼っているケースが多い。

男子シングルス、女子シングルス

 勝ち抜き戦方式で行われる。男子69名、女子69名が参加資格を得た。同一NOCからの参加は最高2名。全ての試合は7ゲームマッチ(4ゲーム先取)で行われ、シード選手16名(1回戦・2回戦でBye)の他、16名の準シード選手(1回戦Bye)が含まれる。また1回戦に直接配置される選手が16名あり、これらの選手をのぞく選手たちは、1回戦に進むために予選を1試合戦うことになる。

 シード選手はIF競技ルールに従って、ドロー作成時点での最新世界ランキング(7月4日発表予定)を基に決定される。トーナメントの決勝で勝利した選手が金メダル、敗れた選手が銀メダルを獲得。準決勝の敗者2名で3位決定戦を行い、勝者が銅メダルを獲得する。

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