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ロンドン2012


概要・説明

男子団体、女子団体

 トーナメント戦で行われる。参加数は男女各16チーム。団体戦出場資格を得た各チームはシングルスに出場する選手に、団体戦のみに出場する選手を加え、3人の選手でチームを構成する。シーディングリストは7月4日発表予定の世界ランキングを元に参加選手を対象として、世界チームランキングと同様の仮想総当たり戦で順位を決定する。

 団体戦は第1試合シングルス、第2試合シングルス、第3試合ダブルス、第4試合シングルス、第5試合シングルスの5試合で3試合を先取したチームが勝ちとなる。団体戦の試合方式は北京オリンピックで新しく考えられたものである。2004年まで開催種目であったダブルスの要素を残すこと、第5試合まで戦った場合に3名の選手が2回ずつ(同じ回数)プレーすること、ダブルスペアの決定時に監督の采配が試合の流れを左右することなど、検討が重ねられ2008年の団体戦種目採用につながった。

ABCチーム XYZチーム
第1試合 シングルス A X
第2試合 シングルス B Y
第2試合試合終了後、監督がダブルスペアを決定する。5分間の休憩。
第3試合 ダブルス C + AまたはB Z + XまたはY
5分間の休憩
第4試合 シングルス AまたはB
(ダブルスでプレーしていない選手)
Z
第5試合 シングルス C X or Y
(ダブルスでプレーしていない選手)

 試合前に両チームの監督が、まず自チームがABCとXYZのどちらを選択するかをトス(くじ)で決め、その後ABC、XYZにどの選手を指定するかを決め提出する。試合開始時には、それぞれのチームのABC、XYZにどの選手が該当するかはお互いにわかっているが、3番のダブルスに誰が出て、またシングルスを2回プレーする選手が誰になるのかはわかっていない。北京では第1ステージをリーグ戦で行ったため、XYZを選択するとシングルスを2回プレーする選手が第5試合でしかプレーできないことから、勝率計算の際に不利になることがあったが、ロンドンでは単純なトーナメント戦に改められたため不公平感もなくなった。

 トーナメントの決勝で勝利したチームが金メダル、敗れたチームが銀メダルを獲得。同じく、準決勝で敗れた2チーム同士で3位決定戦を行い、勝者が銅メダルを獲得する。

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