大会

第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)

レスリング

概要・説明

男子グレコローマンのみのルール

・各ピリオドとも、試合開始から1分30秒が経過した時点で0-0の場合は試合が止められ、グラウンド・レスリングの攻防が行なわれる。

・最初のピリオドは赤の選手の攻撃でグラウンド戦がスタート。2度目に起こった場合は青の選手の攻撃でスタート。30秒で攻撃の選手がポイントを取れないと相手に1点が与えられる。すなわち、守り切った選手が1-0でそのピリオドを取ることになる。

・1分30秒の段階で、どちらかにポイントが入っていれば、上記のグラウンド・レスリングを行わず、試合が続けられる。

・ピリオドスコアが1-1で、第3ピリオドのスタンド戦が0-0で終わった場合、第1・2ピリオドの内容(ポイントの合計等)で上回っている選手に攻撃か防御かの選択権が与えられる。攻撃を選択してポイントが取れなかったり、防御を選択して守り切れなかった時は、相手の勝利となる。

・第1・2ピリオドの内容が同じだった場合は、レフェリーによってボールピックアップが行われ、出たボールの色の選手に攻撃権が与えられる。この場合、30秒の攻撃でポイントが取れない場合は相手に1点が与えられる。すなわち、守り切った選手が1-0で勝つことになり、試合の勝者となる。

順位

 決勝戦で勝った選手が優勝、負けた選手が2位。3位決定戦は2試合行なわれ、勝った2選手がともに3位。4位はなく、負けた2選手がともに5位。6位はなし。7位以下は、戦った試合の勝ち点の合計の多寡で決まる。勝ち点は以下の通り。

5点=フォール勝ち、警告勝ち、棄権勝ちなど
4点=第1、2ピリオドともテクニカルフォールで勝った時
3点=2-1、2-0などの判定勝ち。
1点=判定負けの中でポイントを取った場合
0点=判定負けの中でポイントを取れなかった場合

計量・組み合わせ抽選

1.階級
 オリンピックの階級は下記の通り定められている。
 《男子》55kg級、60kg級、66kg級、74kg級、84kg級、96kg級、120kg級
 《女子》48kg級、55kg級、63kg級、72kg級

2.計量
 計量は原則として試合前日、大会組織委員会が指定する30分間で行なわれる。

3.組み合わせ抽選
 計量をパスした選手からくじを引き、組み合わせが決まる。シード制はなし。決勝戦へ進んだ選手に負けた選手によって敗者復活戦が争われ、3位が決まる。

4.順位
 決勝戦で勝った選手が優勝、負けた選手が2位。3位決定戦は2試合行なわれ、勝った2選手がともに3位。4位はなく、負けた2選手がともに5位。6位はなし。
 7位以下は、戦った試合の勝ち点の合計の多寡で決まる。勝ち点は以下の通り。
   5点=フォール勝ち、警告勝ち、棄権勝ちなど
   4点=第1、2ピリオドともテクニカルフォールで勝った時
   3点=2-1、2-0などの判定勝ち。
   1点=判定負けの中でポイントを取った場合
   0点=判定負けの中でポイントを取れなかった場合








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