大会

第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)

セーリング

見どころ

レーザーラジアル級(一人乗りシングルハンド)

 全長4.23m・幅1.37mのレーザー級(男子オリンピック種目)の艇体をそのまま使い、2本つなぎのマストの下部セクションを短くしてセール面積を約80%減の5.7uと、レーザー級をひと回り小さくした競技ヨット。女子やユースをターゲットに作られたクラスで、世界の普及度も高く、前回の2008年北京オリンピックからそれまでの女子シングルハンド艇(ヨーロッパ級)に代わって新たに採用された女子正式種目。日本は北京大会では出場国枠を取れず今大会初出場である。

 日本国内でもユースからマスターズまで幅広い艇種として最も普及が進んでいるクラスで、ユース世代最高峰の大会であるユース世界選手権の正式種目としても採用されている。
選手の適正体重は68kg前後。艇が重たい割にセールが小さく、失速しやすいため、繊細なハンドリングとバランスが求められる。強風時は体力と気力が鍵になる。

 日本代表の土居愛実(18歳)は昨年の同級全日本選手権に高校生セーラーとして出場、当時のナショナルチーム選手を尻目に優勝。本年のナショナルチーム選考会(2月・葉山)においても優勝し、最年少セーラーとしてナショナルチーム入りを果たした。ユース時代からその実力には定評があり、2010年ラジアルユース世界選手権銀メダル、昨年のユース世界選手権4位。次代の日本女子セーリング界を担う期待の星である。江の島(神奈川県・藤沢市)の神奈川県ユースヨットクラブ出身。本年4月慶応義塾大学に入学し環境情報学部に学んでいる。オリンピック初出場。

 強豪国はオランダ、ベルギー、リトアニア、中国、フィンランド。

49er(フォーティー・ナイナー)級(二人乗りダブルハンド)

 フォーティー・ナイナー級と読む。2000年シドニーオリンピックから採用された2人乗りでスキッパー、クルーともに極細のワイヤー(トラピーズ)で体を支え、艇外に乗り出してバランスを取りながら操船するハイパフォーマンス競技ヨット。

 全長4.99m・全幅2.9m・艇重量125kg。大きなセールと独特な船型が生み出すスピードは平均11ノット(時速20km超)。オリンピック種目最速のスピードを誇っている。

 乗員2名の適正合計体重は150kg前後。道具仕立てが複雑。急加速に即応するテクニックと強風の中でも恐怖心を持たずに接近戦を制する強靭な精神力・体力が必要。オリンピック種目の中で最も操船が(一般のセーラーがただ乗るだけでも)難しいボートで、レーザー級や470級からステップアップしてくるセーラーが多いことも特徴である。オリンピック本番では自国の国旗をアレンジしたデザインのビッグなセール(ジェネカー;追い風で張る)をあげ、驚異的なスピードと乗り手のアクションが目を奪い、見栄えは最高である。

 日本は3大会連続でオリンピックに出場しており、北京オリンピックでは12位(石橋・牧野組)を収めている。日本代表の牧野幸雄高橋賢次組(トヨタ自動車東日本株式会社)はともに180cmを超えるコンビ。ストイックにセーリングを追求している。牧野は2大会連続の出場。高橋は初出場。

 強豪国はオーストラリア、スペイン、英国、ニュージーランド、デンマーク。


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