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オリンピックコンサート

オリンピックコンサート2009開催レポート

オリンピックの感動をもう一度!オリンピックコンサート2009を開催。

北京オリンピックの感動が、映像と音楽で蘇ります

ゲスト・オリンピアンの宮下純一さん(左)と、司会の柴田亜衣さん(右)

JOCエリートアカデミー生11名と一緒にクイズを楽しみました

招致の意気込みを語る、福田富昭JOC副会長(左)

東京オリンピック・パラリンピック招致委員会の 石原慎太郎委員長によるビデオメッセージ

2016年の東京オリンピック・パラリンピックは「最高の舞台になる」と語る、招致委員の小谷実可子さん(左)

平成20年度JOCスポーツ賞優秀賞を受賞した、柔道の谷本歩実選手(左)

オリンピックコンサート2009は大盛況のうちに終了。 たくさんのご来場、ありがとうございました!

熱いメッセージが綴られた招致旗

2009年6月14日(日)、JOCは6月23日のオリンピックデーを記念して「オリンピックコンサート2009」を開催しました。

今年のテーマは、『あの感動をもう一度、挑戦ニッポン!−2016年東京へ!−』。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏に合わせ、舞台上のスクリーンにはオリンピックの名場面の数々が映し出されました。

記憶に新しい北京オリンピックでのメダリスト達の勇姿は、昨夏の感動をよみがえらせ、 そして、雪上・氷上で輝く選手たちの笑顔は観客を魅了すると共に、いよいよ来年2月に迫ったバンクーバー冬季オリンピックへの期待感を高めました。すばらしい音楽と感動的な映像の合間には、ゲスト・オリンピアン達が登場し、オリンピックコンサートならではの楽しい話を聞かせてくれました。

今年度の司会は、アテネオリンピック競泳女子800m自由形で日本人初の金メダルを獲得した柴田亜衣さん。元チームメイトの宮下純一さん(水泳・競泳/北京オリンピック男子4×100mメドレーリレー銅メダル)とのトークでは、 「競泳は男子と女子が一緒に練習したり試合に臨んだりしているので、結束力がとても強いんです。だから自分が泳いでいるのと同じくらいの気持ちで応援するので、大会最終日には声が出なくなる選手もいましたね(柴田さん)」 「レース前にスタンドで応援してくれているチームメイトを見ると、“自分は一人で戦っているんじゃない。みんなが後ろに付いていてくれているんだ”と勇気が湧きました(宮下さん)」 といったオリンピックでのエピソードが紹介されました。

また柴田さんは「オリンピックに出場したことで、周囲のサポートの有り難さを実感しました」と、アテネでのメダル獲得はたくさんの助けがあってこそと、“感謝する気持ち”を学び、そして人として成長することができた場でもあったと語りました。

続いて、JOCエリートアカデミーから、卓球とフェンシングの12選手が緊張した面持ちで登壇。JOCエリートアカデミーとは、オリンピックをはじめ国際競技大会で活躍する選手をジュニア世代から育成していくことを目的に、JOCが昨年度から行っている事業です。 司会の石澤典夫NHKアナウンサーが競技を始めたキッカケを聞いたところ、ほぼ全員が「親の影響で始めました」と回答、改めて御両親や環境の影響が非常に大きいことがわかりました。

アカデミー生達の共通の目標は、なんと言っても「オリンピックで金メダルを獲ること!」。若い選手たちの力強いコメントに、会場からは温かい拍手が送られました。

第2部は、ウー・ルーチンさんの京胡演奏による喜多郎の「恋慕(こい)」からスタート。

福田富昭JOC副会長からは、来場の御礼が述べられるとともに、2016年の東京へのオリンピック・パラリンピック招致活動について意気込みが語られました。現在の日本の50代以下の方は1964年当時の東京オリンピックを経験していないことに触れ、「オリンピックは今日見ていただいたような素晴らしい感動をはじめ、若者にはスポーツが与える刺激など、いろいろなことを教えてくれます」と自国でオリンピックを開催する素晴らしさを訴えました。そして、他の立候補都市(マドリード、シカゴ、リオデジャネイロ)に比べて東京の盛り上がりが低いことに対し、「今日ここに集まった皆さんには、是非ご支援をお願いします!」と、招致への賛同を求めました。

6月17日〜18日にローザンヌで行われた各立候補都市によるプレゼンテーションに出席のため、東京オリンピック・パラリンピック招致委員会の石原慎太郎委員長からは、ビデオのよるメッセージが届けられ、「音楽は人間の感性に訴える素晴らしい芸術です。同時に、スポーツも肉体の限界を示して感動を与えるものです」と、その感動をこの東京に招致すべく訴えました。 「1964年、東京でオリンピックが開催されました。振り返ってみると、当時の私はオリンピックそのものをよく知りませんでしたので、何を期待したら良いのかわかりませんでした。しかし始まってみると、悲劇や喜劇のある素晴らしい劇中劇で、本当に大きな感動をもたらしてくれました。音楽好きの皆さん、同じ感性に訴える劇であるオリンピックを東京に招致するために、どうぞご支援をお願いいたします」と、オリンピック・パラリンピックを招致することの影響はスポーツの分野だけに留まらないと声を大にしました。

また、招致委員を務める小谷実可子さんは、2016年の東京オリンピック・パラリンピックでは、半径8km圏内にほとんどの競技会場を設置することにより、約70%の選手が10分以内に移動できる、世界一コンパクトなオリンピックを目指していることをアピール。「時間が短くストレスのない移動は、選手が最高のパフォーマンスを発揮するのに一番重要なことなんですよね」と、選手、そしてボランティアや観客にとっても最高の檜舞台になると力強く話しました。最後に「オリンピックは一瞬で人生が変わります。世界中のアスリートの人生が変わる瞬間を、日本のみなさんと分かち合いたいです!」と熱く語りました。

今年も、オリンピックムーブメントの推進とスポーツの各分野で優れた成果をあげた選手や指導者の栄誉、功績を讃えるJOCスポーツ賞の受賞者が紹介されました。受賞者の中から最優秀賞・ソフトボール北京オリンピック日本代表チーム、優秀賞・谷本歩実選手(柔道)、新人賞・圖師未希絵選手(アーチェリー)、特別功労賞・レスリング北京オリンピック女子チームより吉田沙保里選手、同賞・陸上競技北京オリンピック男子4×100mリレーチームより塚原直貴選手と平慎士選手が登壇。それぞれが受賞の喜びを語ったほか、アテネと北京オリンピックで2大会連続の金メダルを獲得した谷本選手は、「観客席からの応援が本当に力になりました」と当時を振り返りました。さらに「金メダルを獲った日は、試合後のドーピング検査などで選手村に帰った時間が遅かったんです。なので、実は祝杯は選手村の食堂でひとりで上げました(笑)」と、北京の裏話を披露してくれました。

コンサート後半には、1964年10月10日に開催された東京オリンピック開会式、入場行進の映像とともに古関裕而作曲「オリンピック・マーチ」が演奏されました。多くの日本人が大きな感動と勇気を与えられた45年前の東京オリンピック、当時を知る人には懐かしい感動を呼び起こさせました。2016年、再び東京で開催し、今の若い世代にあの感動を経験してもらいたいものです。

コンサートは、最後に鳴り止まぬ拍手に包まれ、アンコール曲『エルガー/行進曲「威風堂々」第1番ニ短調』に。会場からは大きな手拍子が涌き起こり、指揮者の円光寺氏の笑顔とともにオリンピックコンサート2009は閉幕しました。

コンサート終了後、ロビーには招致旗に書き込みをする観客の姿がたくさん見られました。「東京でオリンピックを見たい」、「子どもたちのために日本で!」、「日本国民に勇気を」など、熱いメッセージをたくさん寄せて頂きました。今日感じたオリンピックの感動を、2016年、是非東京で直に感じましょう!

※コンサートの模様は、7月31日(金)10:00〜 NHK-BS2で放送予定です。

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