大会

第18回オリンピック競技大会(1998/長野)

スキー・スノーボード

見どころ

大回転
スノーボードは、1枚の板(ボード)に両足を固定し、ストックを使わず雪の斜面を滑り降りるスポーツで、競技としては、タイムを競うアルペン系(スーパーG、大回転、回転、パラレル回転など)とエアーの高さやトリックなとのテクニックを競うフリースタイル系(ハーフパイプ)があります。両者では、ボード、ブーツはもろろん、ウェアまでが異なります。
スノーボードは、1960年代にアメリカで生まれたといわれています。一枚の板に横に乗る「サイドウェスタンスタイル」が大きな特徴です。長野オリンピックでは、オリンピック史上初めて、スキー競技の1種別として、男女の大回転・ハーフバイプの4種目が実施されます。

大回転は、基本的にはアルペンスキーと同様のタイムレースです。ひとりずつ2回滑ってその合計タイムを競います。
FISの規則では、男女共に、コースの標高差は200〜400m、旗門数は標高差の12〜16%とされています。旗門はアルペンスキーと異なり、三角旗が使用されます。旗門間の距離は10m以上が必要とされています。コースセッターにより、長・中・短のターンを組み合わせた変化に富んだコースにセッティングされます。
アルペンスキーとの大きな違いはコースセットにあります。スノーボードでは、進行方向に対して右足が前になる姿勢(グーフィースタンス)の選手と、左足が前になる姿勢(レギュラースタンス)の選手いずれにも有利不利のないようにするため、コースセットは左右対象にセットされます。

長野オリンピックに使用される山ノ内町志賀高原の焼額山スキー場のコースは、標高差290m、全長936m、平均斜度18.2度のテクニカルなコースです。

ハーフバイプ

ハーフバイプはスノーボード特有の競技で、雪の中に造られた半円筒型の専用コースで、スピード感、迫力、エアー(ジャンプ)の高さ、トリックの難易度や完成度などのテクニックを競う競技です。アクロバティックでスピード感あふれる豪快なジャンプが大きな魅力です。競技は、3人または5人の審判員が採点し、順位は合計得点の高い順で決定されます。審判員が5人の場合、各審判は標準技、回転、大きさ、着地、技術点の各部門を担当し、各々10点法で採点。満点は50点です。
競技は予選と決勝で行われ、決勝に進む10名は2段階選抜方式で選ばれます。具体的には、5名は予選1回目の上位者から、残り5名は予選2回目(1本目6位から20位までの選手)の合計得点の上位者から選ばれます。決勝は全員が2回滑走、2回の合計得点で順位を競い合います。 ハーフバイプ競技は音楽の使用が義務づけられており、選手はコース上で流れる音楽に乗つて競技します。また、ハーフバイプ競技に使用される用具は柔らかい素材を使用し、より自由な動きができるような構造となっています。
長野オリンピックが行われる志賀高原かんばやしスノーボードパークのハーフバイプコースは、全長110m、斜度18度、壁問15m、FIS(国際スキー連盟)の規則に基づくコースです。








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