MENU ─ 長野1998

長野1998


スケート・ショートトラック SHORTTRACK

見どころ

ショートトラックは、屋内の1周111.12mのだ円形のトラックを、同時に数名の選手が左回りで滑走し、順位を競い合う競技です。アルベールビル大会から正式競技となり、長野大会では3回目の実施となります。長野大会では、男女各500m、1,000m(以上個人レース)、男子5,000mリレー、女子3,000mリレーの計6種目が行われます。氷上での抜きつ抜かれつのスリリングな争いか見もので、レース中に選手同士が接触して、フェンスの防護マットに激突することもよくあります。

「スタート」の500m、「駆け引き」の1,000m
個人レースでは、基本的に1回のレースにつき4人が出場して行われます。各種目ごとに、予選、準々決勝、準決勝、決勝の順で行われ、各レース上位2名が勝ち抜いて、次のラウンドに進出することができます。500mは、トラックを4周半すると勝負が決まる短距離レースなので、スタートダッシュでいかに良い位置取りができるかが、レースの勝敗を決めるポイントになります。
一方1,000mはトラックを9周するので、その間の選手同士の駆け引きの巧拙が最大のポイントになります。スタート後しばらくは2〜3番手に位置して相手の様子をうかがい、レースの後半で一気にスパートをかけて、先頭に出てそのままフィニッシュするというレース運びがよく見られます。

目が離せないリレーレース
リレーは、1レースにつき4チーム(各チーム4名)が出場して行われます。全部で8チームが参加し、準決勝、決勝の順で行われます。基本的に、各選手の滑走距離及びリレーゾーンは決められていません。最低1人1周、最後の2周は1人が滑るという条件があるだけで、どこでリレーのタッチ(またはプッシュ)を行っても良いので、タッチの場所、方法も勝敗を分けるポイントになります。一度に大勢の選手が狭いリンク上にひしめき合い、それぞれのリレーを行うわけですから、一瞬でも目を離すと、どのチームが先頭なのか分からなくなることもあります。

ページをシェア