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オリンピックデーラン

2006オリンピックフェスティバル

雲ひとつない空の下、「2006オリンピックフェスティバル」が盛大に開催されました。
ここでは当日の模様を写真とレポートでお届けします。

あこがれのオリンピアンと交流
2006オリンピックフェスティバル開催!

2006オリンピックフェスティバル

秋晴れの10月9日(月)、東京の駒沢オリンピック公園総合運動場にて「2006オリンピックフェスティバル」が開催されました。参加者はフェスティバルはじまって以来最多の約25000人にものぼりました。

10時からは開会式が行われ、日本オリンピック委員会(JOC)竹田恆和会長からの「オリンピアンと一緒にスポーツを楽しんで」という挨拶に続き、国際オリンピック委員会(IOC)猪谷千春副会長が、「参加されたすべての方に有意義なものであるように」という国際オリンピック 委員会(IOC)ジャック・ロゲ会長のメッセージを読み上げました。

2006オリンピックフェスティバル

そして、ゲートから「オリンピアンの火」が入場。トーチランナーであるオリンピックデーラン・アンバサダーの武田美保さん、荻原健司さん、荻原次晴さんによってトーチ台に点火されると、会場全体から拍手喝采がわき起こりました。この火は、同月22日(日)に開催されるオリンピックデーラン神戸大会に引き継がれます。

続いて「チームがんばれ! ニッポン!」会員の大澤教之さん、中道陽子さん、堀部剛正さん、柴田富士夫さんによってJOC旗が運ばれると、オリンピアンの入場です。往年の名選手、現役の人気選手ら41名が勢揃いして、観客の歓声に手を振って応えていました。

爽やかな秋風に吹かれて
思い思いの走りを楽しみました

2006オリンピックフェスティバル

開会式に続き、5kmジョギングがスタートしました。子供からお年寄りまで幅広い世代のランナーたちは7組に別れ、抜けるような青空のもと、爽やかな風が吹くコースを走りました。

「ジョギング」ですから、大切なのは記録ではなく楽しむこと。ペースも人それぞれで、全力で走る人もいれば、お祭りのような雰囲気を満喫しながら走る人もいます。

一緒に走るオリンピアンは、1952年のヘルシンキ大会代表、山田敬蔵さん(陸上競技)、2004年のアテネ大会で活躍した新井周さん(卓球)、2006年トリノ大会の末吉隼人さん(スケート)など、世代も種目も実に多彩です。選手らは、沿道の観客の声援に応えてハイタッチをしたり、参加ランナーと言葉を交わしたりと、和やかに気持ちのよい汗を流しました。

2006オリンピックフェスティバル

ゴール付近は、走り抜いた達成感に顔を輝かせながら家族の元に駆け寄る小学生、共に完走を喜び合うマラソンサークルのメンバーなど、みんなの笑顔にあふれていました。

また、続いて行われた「JOC杯駅伝」では、常連組から初参加グループまでが熱戦を繰り広げました。沿道からの声援を受け、どのチームもそれぞれの走りを楽しんでいたようです。

2006オリンピックフェスティバル

過去のオリンピックデーラン

※2021年度(令和3年度)及び2020年度(令和2年度)は新型コロナウイルス感染症の影響により、各開催地関係者の皆様と協議した結果、全ての大会を中止といたしました。