オリンピック教室は、JOCがオリンピック・ムーブメントの普及・啓発活動として取り組んでいる事業の一つです。
文部科学省が定める現行の学習指導要領では、中学校3年生の保健体育における体育理論の中で、「オリンピックや他の国際スポーツ大会等が国際親善や世界平和に大きな役割を果たしていること」という文化としてのスポーツやオリンピック・ムーブメントの意義について学習することが明示されています。
これを受けてJOCは「オリンピズム(オリンピック精神)」や「オリンピックの価値(バリュー)」をより身近に感じてもらうため、その体現者であるオリンピアン(オリンピック出場選手)を先生として、体育理論の学習に向けた事前啓発を目的に中学校2年生を対象に授業形式で行う「オリンピック教室」を2011年度(平成23年度)から実施しています。2022年度(令和4年度)は64校180クラス、合計5,739名の生徒の皆さんがこの教室に参加。本事業開始から12年間の総参加者数は40,000名を超えました。
今年度も引き続き、オリンピアンが各地の中学校で授業を行います。
実施年度 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平成 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | - | - | - | - | |
令和 | - | - | - | - | - | - | - | - | 元 | 2 | 3 | 4 | |
学校数 | 2 | 13 | 16 | 18 | 26 | 39 | 46 | 63 | 77 | 22 | 27 | 64 | 413 |
クラス数 | 7 | 49 | 40 | 39 | 74 | 104 | 152 | 199 | 229 | 62 | 80 | 180 | 1,215 |
生徒数 | 262 | 1,710 | 1,324 | 1,199 | 2,533 | 3,560 | 5,026 | 6,664 | 7,612 | 2,077 | 2,713 | 5,739 | 40,419 |
開催回 | 実施校 | 実施日 | オリンピアン | 実施 クラス数 |
生徒数 | レポート |
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1 |
北区立堀船中学校 |
4月21日(金) | 荻原次晴 (スキー/ノルディック複合) |
2 | 71名 | |
2 |
栄町立栄中学校 |
5月11日(木) | 小口貴子 (スケルトン) |
4 | 129名 | |
5月12日(金) | 中野紘志 (ボート※1) |
|||||
3 |
気仙沼市立気仙沼中学校 |
5月16日(火) | 宮下純一 (水泳/競泳) |
1 | 31名 | |
4 |
気仙沼市立唐桑中学校 |
5月17日(水) | 梅原玲奈 (スキー/フリースタイル) |
1 | 21名 | |
5 |
由利本荘市立岩城中学校 |
6月1日(木) | 黒岩敏幸 (スケート/スピードスケート) |
2 | 46名 | |
6 |
秋田市立河辺中学校 |
6月2日(金) | 馬渕智子 (ソフトボール) |
1 | 31名 |
※1:現ローイング
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オリンピック教室開催実施要項について、下記PDFをダウンロードしてご確認下さい。
※不明な点、ご質問等については、本会オリンピック・ムーブメント推進部までお問合せ下さい。