大会

第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)

ウエイトリフティング

概要・説明

競技の概要

 いかに重いバーベルを頭上まで挙げるかというスポーツである。挙上方法により「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」(以下C&ジャーク)の二つがあり、競技者は各々3回ずつ試技を行い、スナッチとC &ジャークのベスト重量の和で順位を競う。

 スナッチもC &ジャークも両手で実施する。スナッチでは、バーベルを単一動作でプラットフォームから頭上まで一気に引き上げる。C &ジャークは2つの動作から成り、クリーンと呼ばれる最初の局面で一旦バーベルを肩の高さまで拳上し、その後バーベルを真上に差し上げる(=ジャーク)。

 バーベルを拳上するには単に筋力だけでなく瞬発力が要求され、かつ効果的にバーベルを拳上させるためのテクニックも重要な要素の一つである。

階級

 男子は8階級、女子は7階級がある。
 男子:56kg級、62kg級、69kg級、77kg級、85kg級、94kg級、105kg級、+105kg級
 女子:48s級、53s級、58s級、63s級、69s級、75s級、+75s級

検量

 各セッションの検量は、競技開始2時間前に始まり、1時間行われる。1時間たってもその階級の体重を超過、あるいは不足している場合には失格となる。

 検量時にスナッチとC &ジャークの第1試技を申し込む。その際「20kg/15kgルール」、即ち「スナッチとC &ジャークの第1試技の和はエントリートータルよりも男子で20kg、女子で15kg以上下回ってはならない」というルールが適用される。これはパフォーマンスレベルにおいて適切な選手がA・Bグループのそれぞれに振り分けられることを目的としている。

競技者の服装

 肘・膝を覆わないワンピース型のコスチュームを着用しなければならない。Tシャツや、選手の身体にフィットしたユニタードをコスチュームの下に着用しても構わない。Tシャツは肘をカバーしてはならないが、ユニタードは腕や脚をカバーしてもよい。頭部に着用するものについての規定はないが、それらは拳上中にバーに触れてはならない。

 服装に関して2011年にルール改正が行われ、そこでユニタードの着用が認められるようになった。ルールは当然すべての選手に適用されるものの、ユニタードが皮膚をカバーできることから、ルール改正によってイスラム教の女子選手に大きく門戸が開かれた。

器具

(a)バー
男子用:20s,全長2200o,直径28o
女子用:15s,全長2010o,直径25o

(b)ディスク(重量/色)
25s/赤, 20s/青, 15s/黄, 10s/緑, 5s/白
2.5s/赤, 2s/青, 1.5s/黄, 1s/緑, 0.5s/白
(10s以上のディスクはゴムで覆われており,直径は450o。)

(c)カラー
ディスクのずれや脱落を防止するために1個2.5sのカラーとよばれる留め具を左右に付けなければならない。

(d)競技用プラットフォーム
競技用プラットフォームは木製で、表面は滑らないように加工されている。規格は4メートル四方,厚さ10センチである。








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