4月5日（月）、JOCは東京都北区にある味の素ナショナルトレーニングセンター（味の素トレセン）において、「平成22年度JOCエリートアカデミー入校式」を行いました。


9名の新入生がエリートアカデミーに仲間入りしました（写真提供：フォート・キシモト）

2008年4月からスタートしたJOCエリートアカデミー事業では、オリンピックをはじめとする国際競技大会で活躍できる選手を育成するために、JOCと特定の競技団体が合同で、当該競技団体より推薦され選考した将来有望なジュニア選手に対し、味の素トレセンを中心とした環境の中で集中的な指導を行っています。

桜が満開に咲き誇り、新たなスタートに相応しいこの日、レスリング2名、卓球4名、フェンシング3名の合計9名が3期生としてエリートアカデミーに入校。式には、来賓・保護者の皆様や関係者含め約100名が出席。多くの人を前に新入生9名はやや緊張した面持ちで入場しました。

味の素ナショナルトレーニングセンター（味トレ）で生活するエリートアカデミー生にとって、年末の楽しみの１つでもあるクリスマス会が、12月19日に行われました。このクリスマス会は毎年、アカデミー生自身で企画して開催しています。

今回は久良知美帆さん、馬場絢子さん、柳岡はるかさんのフェンシングトリオが司会進行を務めてくれました。そしてクリスマスといえば「サンタ」さん。ということで特別ゲストにビッグサンタさんとリトルサンタさんが入場。味トレのスタッフの娘さんが扮したリトルサンタは大人気です。

アカデミー生にとってクリスマスに欠かせないものは、ケーキそしてプレゼント！ケーキは1ホールを4つ、そしてテコンドーの岡本依子選手よりシュークリームの差し入れを頂きました。（有難うございました！おいしく頂きました。）夕食後だというのに、あっという間にケーキはアカデミー生のお腹の中に消えていきました。

お待ち兼ねのプレゼント交換では、お互いに持ち寄ったプレゼントをクジ引きで交換しあいました。奇跡的に自分のプレゼントが当たるというハプニングも…。とはいえケーキにプレゼントに盛り上がった会場は彼らにとって、至福の時となりました。

最後は会場のみんなと記念撮影を行い、無事お開き。その後も、自分たちの部屋に戻ったアカデミー生は余ったお菓子の争奪戦を展開していました。アカデミー生にとって一年の疲れをいやす楽しい夜となりました。

10月2日（日本時間3日）にコペンハーゲンで行われた第121次IOC総会に、日本のジュニアアスリート代表として、エリートアカデミー生の宮原優さん（レスリング）と谷岡あゆかさん（卓球）が出席しました。

2016年のオリンピック開催地決定の興奮を生で味わった2名に感想を聞きました。


橋本聖子さん（中央）と一緒に写真撮影

9月27日、エリートアカデミーの教育プログラムの「JOCプログラム」の一環として、初のカヤック体験に栃木県の那珂川流域に行ってきました。




普段はレスリング、卓球、フェンシングの競技毎に行動しているエリートアカデミー生ですが、今回は一斉にバスに乗っての移動。目的地に近づくにつれテンションは高まります。

9月26日に、味の素ナショナルトレーニングセンター（味トレ）で生活しながら日夜練習に励む、エリートアカデミー生の誕生会をひらきました。

今回の主役はレスリングの村田夏南子さん、花田綾乃さん、白井勝太君。アカデミー生だけではなく、味トレ内のサクラダイニング（食堂）で食事をしていた選手の皆さんにもお祝いしていただきました。