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オリンピックデーラン

平成16年度「体育の日」中央記念行事・子どもの体力向上キャンペーン中央イベント「オリンピックフェスティバル2004」ー東京オリンピック40年記念大会ー開催

補助競技場ではホッケーやラグビー、ニュースポーツのフライングディスクとシャトルボールの体験コーナーと、元日本代表・石塚武生氏によるタグラグビー教室が行われた。

屋内競技場では、東京オリンピックの女子バレーボール優勝メンバー「東洋の魔女」たちによるバレーボール教室と、東京オリンピック40年を記念したイベントとして、「東洋の魔女」対「ひまわりVC」(全日本バレーボール小学生大会3位)のゲームも行われた。

中央広場に設けられた特設ステージでは、ゲストにタレントの水野裕子さんを招いて、アテネ大会のオリンピアンによるトークショーを開催。1回目のステージは井上謙二選手(レスリング・フリースタイル60kg級)、原田早穂選手(水泳・シンクロナイズドスイミング銀メダル)、川嶋奈緒子選手(水泳・シンクロナイズドスイミング銀メダル)が、2回目は室伏広治選手や室伏由佳選手、末續慎吾選手、谷川聡選手(陸上・男子110mハードル)、内藤真人選手(陸上・男子110mハードル)らミズノトラッククラブの5選手が、3回目は柴田亜衣選手(水泳・競泳女子800m自由形金メダル)が登場。アテネ大会の思い出やメダルを獲得したときの心境などについて、思い思いに語っていた。

その後、記者会見を行ったミズノトラッククラブの5選手は、今日のイベントに出場した感想を次のようにコメントした。

「子供たちが本当に元気で、教えるのも楽しかったし、自分でも向いているんじゃないかと思いました」(末續選手)

「子どもの頃、川上哲治さんが野球を教えに来てくれたことがあった。そういったふれあいがオリンピックを意識するきっかけになると思うので、自分もできるだけ教えに行ったりしたい」(谷川選手)

「ぼく自身まだ子どもみたいなものですが、元気をもらいました。彼らが未来に羽ばたくために、なにかヒントを与えられたらいいなと思います」(内藤選手)

「子供たちのエネルギーをどんなふうに発散させていくといいのか、むずかしいですね。環境面も含めて、きちんと方向付けをしてあげられるよう手助けしたいです」(室伏由佳選手)

「じっとしていられないほどのエネルギーを、うまくコントロールできるプログラムが作ることができれば、将来のスポーツ選手の育成に結びつくでしょう。そのためにどう環境を整えてあげられるかが、課題かも知れません」(室伏広治選手)

このフェスティバルに用意されたスポーツプログラムは、 合計30種目も用意され、1万8,877名もの家族連れ等がオリンピアンたちと共に気持ちのよい汗を流した。