写真:三船貴光/フォート・キシモト

走る格闘技!?
狩りが起源のチームスポーツ!

カバディ

カバディはインド発祥のチームスポーツです。日本では競技人口はまだ少ないものの、特徴的な「カバディ、カバディ……」という発声(キャント)によって、その存在をご存知の方も多いのではないでしょうか。

競技は攻撃側と守備側に分かれ、レイダーと呼ばれる攻撃者が息継ぎなしでキャントを続けながら守備側のコートへ侵入。相手選手にタッチし、自陣に戻ることができれば得点となります。タッチされた選手はコートから除外されるため、ボールを使わないドッジボールのようなスリリングな展開が魅力です。激しい攻防が繰り広げられるその姿は、カバディの起源が古来の「狩り」にあるとされる説にも深く納得させられます。

アジア大会においては1990年の北京大会より正式競技として実施されており、2010年の広州大会で獲得した銅メダルが日本の最高成績です。近年、カバディを題材にしたアニメが放送されたこともあり注目を集める中、自国開催となる愛知・名古屋アジア大会の舞台で、日本代表がどこまで躍進できるか、その戦いに注目が集まります。

アジアならでは?オリンピックにない?

愛知・名古屋アジア大会の気になる競技