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TEAM JAPAN DIARY

バンクーバー 〜あの感動を再び!

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2010/02/11

ジャンプ5人会見「クセのない飛びやすいジャンプ台!」

9日にウィスラー入りしたスキー・ジャンプの5人がウィスラーで会見。昨年のワールドカップでウィスラーを経験した選手らは「クセのない飛びやすいジャンプ台。攻略したい!」と口をそろえ、高い闘志を見せてくれました。

最年長の39歳で日本代表選手団の主将も努める岡部孝信選手は「昨年のワールドカップで(ウィスラーのジャンプ台を)飛んだ感じでは、クセがなく飛びやすい。いいポイントをつかんで攻略できると思う。目標はメダル」と自信を見せました。

またオリンピック6回連続出場となる葛西紀明選手は、「やっとオリンピックの地に来たなという思い。ワクワクしています。目標は金メダル!」と力強く宣言。2度目の出場となる伊東大貴選手は「ソルトレークでの直前合宿で十分にトレーニングできた。あとは出し切る気持ち。目標は定めず自分のジャンプをしたい」と落ち着いた表情で語りました。

初出場となる栃本翔平選手は「やっと会場入りして、楽しみになってきました。いいジャンプをしてメダルをとりたい」、竹内択選手は「夢だったオリンピックに出られたので、もう1つの目標であるメダルをとりたい」とそれぞれ、笑顔を見せました。

ジャンプは、早くも開会式の行われる12日にノーマルヒル予選がスタート。13日のノーマルヒル決勝、1920日にラージヒル、22日にラージヒル団体が行われます(いずれも現地時間)。選手たちの力強い言葉を胸に、応援する側も精一杯応援しましょう! (JOC広報チーム)

Aflo_owda267077 準備の進むウィスラージャンプ台(提供:アフロスポーツ)

Jump_syuugou 力強くガッツポーズする斉藤監督(左)と選手ら

2010/02/11

世紀の祭典を心待ちにするウィスラー村

バンクーバー市内はすでにオリンピックムード一色ですが、盛り上がっているのはバンクーバーだけではありません! 雪競技やボブスレーなどが行われるウィスラーの村は、早くもお祭りムードになっています。

Img_1950_2 大きなオリンピックシンボルは大人気

ウィスラーは、スキーのワールドカップも行われる、カナダでも有数の雪質とコースを誇る山岳リゾート。今回のオリンピックでは、スキーのアルペン、クロスカントリー、ジャンプ、ノルディック複合、またバイアスロン、ボブスレー、スケルトン、リュージュの会場となっています。

Img_1924_2 カナダ有数のスキーリゾード、ウィスラー

バンクーバーからバスに揺られること2時間半。降りたった瞬間、バンクーバーとはまったく違う、キンと硬い空気に身が引き締まります。暖冬といっても、さすがウィスラー。1分もしないうちに指先が凍えてきました。

村に入って最初に目に入るのは、大きなオリンピックシンボルのオブジェ。記念撮影の列が後を絶ちません。背景には、アルペンのコースとなるウィスラー山がそびえたち、その風景には興奮を抑えられません! さらに2分ほど歩いたエリアには、ボブスレーのそりのオブジェも出現。こちらも、ボブスレーに実際に座れるので、記念撮影のメッカとなっています。

Img_0113_2 ボブスレーの乗り心地を体験!

そのほか、テレビ局の公開放送局の舞台や、メダルセレモニーの舞台など、町のいたるところにオリンピックを楽しむためのイベントスペースが準備中。村が小さいだけに、どこを歩いてもオリンピック一色で、気持ちが盛り上がります。

また、チケットオフィスもバンクーバー以上に長蛇の列が出来ています。この日は、ボブスレーやアルペンなどウィスラーで行われる競技の追加販売があったため、思わぬラッキーに、村を訪れていた観光客らは満面の笑みでチケットを手にしていました!

Img_1943_2 チケット販売に長蛇の列!

この日は開会式前のため、早めにウィスラー入りした観戦客がスキーを楽しむ姿も。いつになく活気を帯びた、この雄大な山々に囲まれたリゾートは、世紀の瞬間を心待ちにしています!

2010/02/10

活気づくオリンピック開幕直前のバンクーバー

文:高樹ミナ

12日(日本時間13日)、いよいよバンクーバー冬季オリンピックが開幕します。現地には世界中から続々と観戦客が到着し、街を行き交う人の数は、ほんの一週間前とは比べものにならないくらい増えています。特にダウンタウンは多くの人でにぎわっており、なかでも街の中心にあるバンクーバー美術館周辺には、メインチケットセンターやイベント会場があることから自然と人が集まってきます。

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多くの人で賑わうバンクーバー美術館周辺

バンクーバー美術館前のロブソン・スクエアに、いちはやくお目見えしたのは特設のスケートリンク。ここは半地下ですが、屋外なので解放的で、誰もが手軽に利用できます。子どもから大人まで幅広い年齢層の皆さんがスケートを楽しんでいるなかで、ひときわ目を引くのが子どもたちの姿。その滑りはなかなかのもので、さすがウインタースポーツが盛んなカナダっ子と感心させられます。

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スケートリンクの目の前は、競技の観戦チケットを販売するメインチケットセンターです。ここにはチケットを買い求める人々が長蛇の列をつくっています。枚数が限られていること、競技によっては驚くほど価格が高いことなどから、日本でオリンピックチケットを手に入れるのは大変ですが、バンクーバー現地ではまだ買うことができます。
それにはじっと並んでいる根気も必要ですが、そこは4年に一度のオリンピック。世界最高の競技パフォーマンスを実際に見てみたいという人々の列は、絶えることはありません。

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ちなみに、室内競技に限っては“Obstructed View”と書かれたチケットがあるのをご存知でしょうか? これは障害物により視界が妨げられる、つまり競技や演技が見えにくい席のことで、テレビカメラのクレーンやポールなどが障害物となって、場合によっては半分程度しか見えないこともあります。そのぶん通常のチケットより多少安価なため、売れ行きは上々のようです。

そのほか、ロブソン・スクエアでは競技中継が見られるパブリックビューイングやイベントステージ、体験型のアトラクションなどが設けられ、誰もがオリンピックを楽しめる主要スポットのひとつになります。開幕直前のバンクーバーはオリンピックムード一色。開会式まで、いよいよ秒読みに入りました。

2010/02/09

ショートトラックチーム、本番リンクの感想語る!

バンクーバーの本番会場で調整しているショートトラックチームが、ジャパンハウスで会見に出席! それぞれ、リンクの感触やコンディションなどを語り、試合に向けた準備を着々と進めている様子を感じさせてくれました。

ショートトラックチームは、4日にバンクーバーへ到着後、5日から本番リンクを使って練習しています。会場の雰囲気や、氷の感触などをチェックしながら、4日間有意義な練習を送ってきたようです。

Short1 チームワークの冴えるショートトラックチーム

2大会連続出場となる藤本貴大選手は、「最初の1500m1000mでオリンピックの雰囲気をつかんで、500mでベストに持っていきたい」、吉澤純平選手は「氷の感覚をだいぶ把握できた。1500mでいい形をつくり500mにつなげたい」と、それぞれ500mに意欲。高御堂雄三選手は「初日の1500mにコンディションを整え持ち味を出したい」と語りました。

またメダルの期待される女子3000mリレーについて、桜井美馬選手は「気持ちをひとつに11人の役割をするのが大事。アンカーを滑るならラスト2週ががんばりどころ」、伊藤亜由子選手は「ほかの選手の隙やタッチミスを逃さないように、チームワークを生かしていきたい」、小澤美夏選手は「(オリンピック)経験者の私が雰囲気を作りたい。カギは抜くタイミング」、酒井裕唯選手は「安定した滑りとプッシュ(リレーのタッチ)を失敗しないことが大切。集中したい」と、チームワークの強さを語りました。貞包紘子選手はドーピング検査のため会見に出席できませんでしたが、柏原幹史監督は、試合前日までの調子により5人のうち4人を選ぶ方針です。

Short2 チーム状況について語る柏原監督

柏原監督は「11人の調子が上がってきた」、金善台コーチは「選手11人を信じている」と語り、チームの一体感を強く感じさせてくれる会見となりました。 (JOC広報チーム)

2010/02/09

ジャパンハウスでJOCと日本代表選手団本部が会見

開会式まであと4日とせまった2月8日、JOCバンクーバー本部(ジャパンハウス)がバンクーバー市内のホテルに開設され、会見を行いました。大会を前に、JOCのサポート体制も着々と固められています!

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左から市原JOC専務理事、竹田会長、橋本団長、笠谷幸生副団長、鈴木惠一総監督

竹田恆和JOC会長は、「橋本(聖子)団長らのもとチームジャパン一丸となって国民の声援に応えていきますので、応援よろしくお願いいたします」とあいさつ。橋本団長は、「選手村でフリースタイルやスケートの選手に声をかけ、雪や氷の状況を聞いたりしています。みなリラックスした表情で生活をエンジョイしていて、頼もしいなと感じました」と、笑顔を見せました。

バンクーバー冬季オリンピック組織委員会(VANOC)の雪不足対策について橋本団長は「VANOCの環境整備に改めて感謝しております。すべての選手が同じ条件なので、個々が力を発揮してほしいと思います」と大会運営に感謝。メダルの個数については、「自分の選手時代を思い出すと、みな一番高いところを目指しているのに個数を決めるのは出来ないですね。でも過去最高の長野を目標に掲げるのが大切。自己ベストをつくすことがメダルにつながればいいです」と答えました。

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“日本の家”となるジャパンハウス

またジャパンハウスについても紹介がありました。ジャパンハウスは、1998年の長野大会以降、オリンピック開催地で設置しているホスピタリティサービスの場です。今回、ラウンジでは日本食を用意し、日本選手が出場する種目をライブ観戦できるテレビも設置。さらに記者会見場やレセプションホール、本部事務所があり、選手や選手関係者、JOC関係者、スポンサーらが集まってチームジャパンとして一致団結する、まさに“日本の家”となります。

市原則之JOC専務理事・バンクーバー本部長は「ジャパンハウスでは、まず選手団の安全管理、そしてスポンサーや関係者がテレビを通して応援する環境を提供する、さらに記者会見の場として情報発信の場を提供することで、日本の応援拠点にします。1つでも多くのメダルが取れるように側面から選手をサポートしたいです」と話し、JOCの強力なサポート体制をアピールしました!

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おにぎりをオススメする橋本団長

会見後には、ラウンジを日本メディアに公開。JOCパートナー各社の製品がずらりと並べられたラウンジ内で、おにぎりやきんぴら、漬物などが振舞まわれ、竹田会長や橋本団長らとメディアの方々は、試合前のなごやかなひと時を過ごしていました。 (JOC広報チーム)

2010/02/08

スノーボードクロス女子2選手がバンクーバーで会見!

2月7日にバンクーバー入りしたスノーボードの藤森由香選手と土井奈津子選手が、市内にオープンしたジャパンハウスで会見を開きました。朝イチの飛行機で到着したばかりの2人ですが、時差ぼけもなく元気な笑顔を見せてくれました!

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時差ぼけに負けず、笑顔の2人

藤森選手は「前回のオリンピックは何も分からない状況で準備が足りず、この4年間、世界との差を縮めてきました」と話すと、一方の土井選手は「トリノでは出場を逃して悔しい思いをして、でも競技を辞められなかった4年間でした。挫折を味わって成長してこの舞台に立てたことで、いい準備をしてこられました」。それぞれ4年間の成長を振り返り、本番を前に落ち着いた表情を見せていました。

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左から藤森選手、土井選手

またサイプレスマウンテンのスノーボードクロスのコースについては、2人そろって「セクションのつなぎが重要で、ちょっとしたミスが影響するコース」と口をそろえ、今後の練習で念入りなコース取りをすることを、目標に掲げていました。

スノーボードクロス女子は16日(日本時間17日)に行われます! (JOC広報チーム)

2010/02/08

フリースタイルモーグル8選手がバンクーバーで会見!

バンクーバー入りしていたスキー・フリースタイルモーグルの日本代表選手団が、市内にオープンしたジャパンハウスで第一号の会見を開きました! 選手らは、リラックスした表情で終始笑顔の会見となりました。

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8選手がそろい笑顔を見せてくれました!

バンクーバーからほど近いサイプレスマウンテンで競技が行われるフリースタイルモーグルは、バンクーバーの選手村に滞在。雪不足のためにサイプレスマウンテンが使えず、市内でウエートトレーニングなどをして調整を行っています。

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上段左から、上村選手、伊藤選手
下段左から、村田選手、里谷選手

上村愛子選手は「コースが使えないので毎日ジムでトレーニングしています。でも見せてもらった写真ではコースはしっかりできていますし、作ってくださったことに感謝して、そこで力を出すだけです」と焦りはない様子。伊藤みき選手は「雪不足は悲しいけれど、みんなが同じ条件です。思い切って滑りたいです」と笑顔を見せ、村田愛里咲選手は「初めてのオリンピックなので楽しみたいです」、里谷多英選手は「腰はずっと良くなり変わらずにトレーニングできています」と腰痛の全快をアピールしました。

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上段左から、西選手、遠藤選手
下段左から、尾﨑選手、附田選手

また西伸幸選手は「楽しんで、思いっきり滑るスタイルを出したい」と宣言。遠藤尚選手は「わくわく楽しい気分です。これから緊張していくと思うけど思い切ってやりたい」、尾﨑快選手は「トリノのときよりも精神的に余裕があります。力を出し切りたいです」、附田雄剛選手は「調子は上がってきている。公式練習でレベルを高めていきたいです」と、それぞれ気合十分の様子でした。

会見翌日の8日には、いよいよサイプレスマウンテンの練習場がオープン。選手たちは、待ちに待ったオリンピックコースを体験し、さらに調子を上げていく予定です。女子モーグルは13日(日本時間14日)、男子モーグルは14日(日本時間15日)に行われます! (JOC広報チーム)

2010/02/08

オリンピックを盛り上げるシティードレッシング

文:高樹ミナ

オリンピックの開幕を目前に控えたバンクーバー。競技会場やイベント会場など、街のあちこちで急ピッチの準備が進められています。

オリンピックを訪れるだいごみといえば、世界のトップアスリートによる超一流のプレーを生で観戦できること。そして、開催都市の街並みを思う存分、満喫できることです。特にオリンピック期間中は街全体がオリンピック一色に染まって、すこぶる華やかに。オリンピックが終わった後、再びその都市をおとずれると、あまりの雰囲気の違いに「あれ?同じ街かな?」と拍子抜けするほどです。

バンクーバーでも、オリンピックムードを盛り上げる装飾、いわゆるシティードレッシングがいたるところにみられます。もっとも目を引くのは、ダウンタウン(市街地)の中心にあるデパート「ザ・ベイ」。アスリートたちの巨大な写真が壁面を飾っています。ここはちょうど、空港につながるカナダ・ラインのバンクーバー・シティー・センター駅の出口にあたるため、スーツケースを引いて到着したばかりのツーリストが目を奪われている姿をよく見かけます。また、1階には大会オフィシャルグッズを販売するオリンピックストアーが入っていて、買い物客でにぎわっています。

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街行く人の目を引く、RBCバンクーバー支社


オフィスビルを使ったシティードレッシングも迫力満点です。35建てのビル一面にフリースタイルのスキーヤーが躍動するのは、カナダ最大の銀行RBC(Royale Bank of Canada)バンクーバー支社。バンクーバーオリンピックの公式スポンサーとして大会をサポートするとともに、カナダ代表チームを応援しています。

ほかにも、碁盤の目のようにはりめぐらされたストリートの街灯には無数のフラッグがたなびき、お店のショーウインドーにはオリンピック競技を取り入れたディスプレーが目立って、道行く人々の目を楽しませています。

歩いているだけでワクワクしてくるオリンピック開催都市の街並み。その立役者ともいえるシティードレッシングは掲出する大きさや数、場所など、VANOC(バンクーバー冬季オリンピック組織委員会)の綿密な大会開催計画のもとで実現しています。

2010/02/08

橋本団長らがバンクーバー到着!

大会まであと5日となった2月7日、橋本聖子団長ら28人の日本代表選手団がバンクーバーに到着しました。空港には、朝早くから日本の報道陣が駆けつけスタンバイ。カメラのフラッシュを浴びながら、選手らは気持ちを引き締めている様子でした。

橋本団長は、長かった髪をばっさりと切り、ショートヘアで気合十分。「みな精一杯やってきた選手なので、一番大切なのはメンタルの勝負。自分に打ち勝つよう努力してほしいですね」と選手にエールを送りました。

またメダルの目標数について聞かれると「長野(オリンピック)を目標にしたいですね。選手が実力を発揮してくれればそれで良いと思います。よく言う、結果はあとからついてくるものだから」と話し、選手たちの活躍が多くの感動を与えてくれた長野オリンピックを目標に挙げました。

またバンクーバーの雪不足について質問され、「長野(オリンピック)のときも大変だったけれど、最後には降ってくれました。今回は政府を始め関係者の方々に最善を尽くしてもらっていることに感謝して、それぞれのチームが頑張っていかなければならないですね」と大会関係者に気づかい、選手を激励していました。

橋本団長も到着し、いよいよバンクーバーも大会直前のムードが高まってきました!

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笑顔で質問に答える橋本団長

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報道陣に囲まれ挨拶する橋本団長(中央)と、笠谷幸生副団長(左)、鈴木惠一総監督

2010/02/07

サイプレスマウンテンの雪不足問題、会見「100%大丈夫」

サイプレスマウンテンの雪不足が心配されている状況を受けて、バンクーバー冬季オリンピック組織委員会は2月6日、現状の対策と雪状況について会見を開きました。同組織委員会のティム・ガイダスポーツ担当副会長は「ウィスラーに場所を移すようなことはなく、100%サイプレスマウンテンで開催できる状況になる」と説明しました。

Photo_4 ワラを積んでコースをかさ上げ“c VANOC/COVAN

サイプレスマウンテンは、スキー・フリースタイルとスノーボードの会場。しかしバンクーバーは、観測史上最も平均気温の高い暖冬のため、2つあるスキー会場のうち、バンクーバー市内に近いサイプレスマウンテンが雪不足に悩まされています。1月には、ヘリコプターでワラの束を運び込んでコースをかさ上げし、さらにトラックで雪を運びこみ、雪不足対策を続けてきました。

「サイプレスマウンテンのチームは努力を続け、できる限りのことをしてきた」とガイダ副会長。

Photo ヘリコプターでワラを運搬“c VANOC/COVAN

「コースの準備はほとんどできている。幸いなことに、だんだん冬らしい寒い気候になってきた。問題は、また暖かくなったらどうするか。しかし100%サイプレスで開催できる準備をしている」と説明しました。

また雪やワラを運んだことで大幅な予算増となっていましたが、マリー・フレイザー広報部長「予算は後から補てんできる。サイプレスマウンテン以外の会場はすべて予算内で準備しているし、解決できる」と話しました。

またコースの設営の一方で、選手の練習場所の確保にも尽力。フリースタイルとスノーボードの選手は、バンクーバーから車で2時間半の場所にあるウィスラーで練習できるよう対応し、実際に一部の選手はウィスラーで練習しているそうです。

国際スキー連盟のサラ・レヴィス事務局長は「変更はすべての選手にとって同じ条件」と、問題ないことを説明しました。

何はともあれ、コースが完成に向かっているということで、雪不足問題もひと段落となりそう。あとは選手の活躍を祈るばかりです。(JOC広報チーム)

Photo_5 完成に向かっているコース“c VANOC/COVAN

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