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2011年7月

2011/07/28

ロンドンオリンピック開幕1年前記念イベントを開催

 2012年のロンドンオリンピック・パラリンピック開幕までちょうど1年となった27日、東京都内の駐日英国大使館で記念イベントが開催されました。

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イベントに参加した卓球の石川佳純選手(右)と車いすアスリートの土田和歌子選手。
中央はこの日披露されたカウントダウンクロック(アフロスポーツ)

 地理的条件により、日本の大使館が1年前記念イベントを世界で最初に開催することなどから、「Be 1st in London」というテーマのもと行われ、デーヴィッド・フィトン駐日英国臨時代理大使の歓迎の挨拶の後、セバスチャン・コー大会組織委員会会長とボリス・ジョンソン・ロンドン市長からのビデオメッセージが上映されました。

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ロンドン市長からのビデオメッセージも上映された(アフロスポーツ)

 続いて、日本オリンピック委員会(JOC)の塚原光男理事が「ロンドンオリンピックに向けた期待と今後」、日本パラリンピック委員会の中森邦男事務局長が「イギリスとパラリンピック - パラリンピックの発祥の地へ」というテーマで、それぞれ特別講演を行いました。講演の中で塚原理事は、自身作詞作曲の「ガンバレ日本 一つになろう」の楽曲を披露しながら、ロンドンオリンピックに向けた選手の現状を説明し、「日本代表選手団はチームジャパンとして一つになって戦っていく必要がある」と訴えました。

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特別講演を行った塚原光男JOC理事(アフロスポーツ)

 その後、すでにロンドンオリンピック出場権を獲得している卓球の石川佳純選手と、夏冬両方のパラリンピックで金メダルを獲得している車いすアスリートの土田和歌子選手によるトークセッションが行われました。石川選手は初めてのオリンピックに向けて、「あと1年、後悔のないように一日一日努力して、メダル獲得を目指して頑張りたい」、昨年のロンドンマラソン車いす女子の部で優勝した土田選手は、「ロンドンは縁起がいいので頑張りたい。ぜひ一度観戦して、その迫力を見てほしい」とそれぞれ大会への意気込みを語りました。

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トークセッションのテーマは「あなたにとってのロンドンとは?」(アフロスポーツ)

 トークセッション終了後、開幕500日前にロンドンのトラファルガー広場に設置されたカウントダウンクロックの縮小版が石川、土田両選手の除幕により披露され、開会式までの時を刻み始めました。
 またイベント後半には、JOC市原則之副会長兼専務理事による乾杯の音頭にて、参加者によるイングリッシュサマーガーデンパーティーが催されました。

2011/07/27

【お知らせ】サイトリニューアルと公式フェースブック、ツイッター開設について

 日本オリンピック委員会(JOC)はロンドンオリンピック開幕1年前を迎えた2011年7月27日、公式サイトを一部リニューアルしました。今後、さらにリニューアルを進め、これまで以上に多くの方々にご覧いただけるサイト運営に取り組みます。

 また同日、JOCの公式フェースブックツイッターを開設しました。フェースブックはページ名を「チームがんばれ!ニッポン!」とし、日本代表としてオリンピックなどの国際総合競技大会に参加する選手や、代表入りを目指し日々鍛錬を重ねている選手を、皆様に応援していただくことを目的に作られました。ツイッターでは、JOCの様々な活動や公式サイトの更新情報などについてお伝えしますので、ぜひご利用ください。

JOC公式フェースブック:http://www.facebook.com/JapanOlympicTeam
JOC公式ツイッター:http://twitter.com/Japan_Olympic

2011/07/22

JOCゴールドプラン「国際人養成事業」がスタート

 本年度より実施されるJOCゴールドプラン「国際人養成事業」の開講式が22日、味の素ナショナルトレーニングセンターで開催されました。

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開講式に出席した荻原健司氏(手前)ら受講者

 本事業は、競技力向上に不可欠な組織力、人力、財政力の強化を見据えた国際人の養成および将来国際舞台で活躍できる若手の育成を目的とし、JOCゴールドプランの長期的国際競技力向上戦略の一環として位置づけられています。
 開講に先立ち、竹田恆和JOC会長は、「皆さんにこの事業を通じ、国際人としての必要な素養とともに実践力を身につけ、今後、日本の国際力強化にために、各分野において更に活躍してほしい」と挨拶しました。

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挨拶するJOCの竹田会長

 布村幸彦文部科学省スポーツ・青少年局長は、「2020年のオリンピックに立候補することをJOCが決定し、それに向けては国もスポーツ界も横のつながりを強化していく必要がある。さらには国際舞台で活躍できる人材も大変重要になる」と、受講者への期待を述べました。
 最後に、福井烈JOCゴールドプラン委員会委員長による国際人養成事業の概要についての説明をもって開講式は終了しました。

2011/07/21

ロンドンオリンピック開幕1年前イベントをネット中継

 第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)の開幕1年前を記念した「2012ロンドンオリンピック 1 year to goイベント」が7月27日に駐日英国大使館で開催されます。英国大使館では、本イベントの模様を動画サイトのUstream(ユーストリーム)にて生中継配信する予定です。また、ツイッターを使ってイベントに参加することもできます。詳細は英国大使館公式サイトにてご確認ください。
 なお、本件に関してのお問い合わせは英国大使館宛にお願いします。

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○イベント詳細
駐日英国大使館公式サイト:
http://ukinjapan.fco.gov.uk/ja/news/?view=News&id=632499882

○問い合わせ先
駐日英国大使館:Public-enquiries.tokyo@fco.gov.uk

2011/07/16

創立100周年祝賀式典を開催

 日本体育協会と日本オリンピック委員会(JOC)は16日、創立100周年記念祝賀式典を東京都内で開催しました。天皇皇后両陛下ご臨席の下、福山哲郎内閣官房副長官、木義明文部科学大臣、国際オリンピック委員会(IOC)ジャック・ロゲ会長、アジア・オリンピック評議会(OCA)シェイク・アハマド会長ら、国内外のスポーツ関係者1241名が出席しました。

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創立100周年を記念して盛大に開催された祝賀式典(アフロスポーツ)

 天皇皇后両陛下から、創立100周年を迎えた日本体育協会とJOCについて、「両者が交流を深めつつ、互いに助け合い、高め合って、スポーツの発展に力を尽くされることを願います」とお言葉を賜りました。

 式典第一部では、奉祝行事として、ロサンゼルス、ソウルオリンピック柔道金メダリストの斉藤仁八段らによる演武「古式の形」が披露され、国内外コンクールで多数の受賞を誇る杉並学院高校合唱部による「若い力」と「オリンピック讃歌」の2曲の合唱が行われました。
 第二部では、これまでの日本スポーツ界への貢献と功労を称え、JOC初代会長の堤義明氏をはじめとするスポーツ関係者が表彰されました。

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奉祝行事として行われた演武「古式の形」(アフロスポーツ)

 最後には、前日の100周年記念シンポジウムで採択された、今後の日本スポーツの指針となる「スポーツ宣言日本〜21世紀におけるスポーツの使命〜」が披露され、森喜朗・創立100周年記念事業実行委員会会長から、張富士夫・日本体育協会会長と竹田恆和JOC会長にそれぞれ手交されました。

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「スポーツ宣言」を手交する森喜朗氏(右)と竹田恆和JOC会長(フォートキシモト)

 祝賀式典終了後にはレセプションが行われ、地元東京のほか、この度の東日本大震災で被災した6県の地酒を用いた鏡割りが、石原慎太郎東京都知事の乾杯発声の下、行われました。また、竹田JOC会長の挨拶にて、2020年夏季オリンピック招致について、東京都より立候補の正式表明を受けたことが報告されました。

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レセプションで乾杯の発声を務めた石原慎太郎東京都知事(フォートキシモト)

 

【関連ファイル】
「スポーツ宣言日本」-21世紀におけるスポーツの使命-(PDF)

2011/07/15

創立100周年記念シンポジウムで「スポーツ宣言」を採択

 日本体育協会と日本オリンピック委員会(JOC)は15日、創立100周年記念シンポジウムを東京都内で開催しました。1332名が参加した今回の東京会場では、「日本のスポーツ100年〜これまでとこれから〜」を共通テーマに昨年度、福島、京都、広島の3会場で実施したシンポジウムの集大成として、21世紀におけるスポーツが果たすべき役割について議論されました。

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特別講演を行ったロゲIOC会長(フォートキシモト)

 はじめに、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が「オリンピックバリュー」と題した特別講演を行い、次にJOC理事および日本スケート連盟会長を務める参議院議員の橋本聖子氏が、「日本のスポーツ〜新たなる挑戦〜」と題した基調講演を行いました。

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基調講演を行った橋本聖子氏(フォートキシモト)

 その後、「21世紀のスポーツとグローバル課題への挑戦」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネリストに、鈴木寛(文部科学副大臣)、遠藤利明(元文部科学副大臣)、張富士夫(日本体育協会会長)、竹田恆和(JOC会長)、小谷実可子(オリンピックメダリスト)、菊幸一(筑波大学教授)を迎え、コーディネーター佐伯年詩雄氏の進行の下、3地域でのシンポジウムの成果を踏まえた多角的な議論が繰り広げられました。

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これまでの3会場での成果を踏まえて行われたパネルディスカッション(フォートキシモト)

 最後には、森喜朗創立100周年記念事業実行委員会会長の取りまとめにより、今後の日本スポーツの指針となる「スポーツ宣言日本〜21世紀におけるスポーツの使命〜」が採択されました。

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「スポーツ宣言」を採択した森喜朗氏(フォートキシモト)

2011/07/14

OCA総会が10年ぶりに日本で開催

 日本体育協会・日本オリンピック委員会(JOC)創立100周年記念事業の実施に先駆け、JOCがアジアの一員として加盟するアジア・オリンピック評議会(OCA)の第30回総会が14日、東京都内で開催されました。
 2001年の青森以来、2度目の日本開催となる本総会は、100周年をOCAやアジアの国内オリンピック委員会など国際関係者にアピールし、さらに国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長を含むIOC関係者を招待し、JOCのアジアでのオリンピックムーブメントへの貢献を広く国際的に理解してもらうことを目的に行われ、加盟45カ国・地域からの参加者を含む約400人が一堂に会しました。

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10年ぶりに日本で開催されたOCA総会(アフロスポーツ)

 冒頭、シェイク・アハマドOCA会長による開会の挨拶では、東日本大震災で亡くなられた方へ黙祷が捧げられました。続いて挨拶を行ったロゲIOC会長は、この日の未明に行われたサッカー女子ワールドカップ準決勝で勝利した日本代表チームへ祝福の言葉を送ると同時に、震災で甚大な被害を受けた日本に対して、「日本人の忍耐と勇気を持ってすれば、必ず日本は早く復興すると確信している」と述べました。

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ロゲIOC会長(左)とアハマドOCA会長(アフロスポーツ)

 その後、日本の木義明文部科学大臣と竹田恆和JOC会長が挨拶を行い、ロゲIOC会長をはじめ、総会出席者全員へ歓迎の意を伝えました。
 続いて行われたOCA功労賞の表彰式では、日本から、日本体育協会とJOCの前身である大日本体育協会創設者で日本人初のIOC委員となった嘉納治五郎氏と、竹田JOC会長が受賞し、アハマドOCA会長から記念章が授与(嘉納治五郎氏の代行として孫の嘉納行光氏に授与)されました。

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OCA功労賞を受賞した竹田JOC会長(アフロスポーツ)

 その後はオリンピック・ソリダリティーの最新情報や、ロンドンオリンピック組織委員会による大会のプレゼンテーションが行われ、さらに今後アジアで行われる各国際総合競技大会の組織委員会による報告が続き、日本からは2017年に札幌で開催する第8回アジア冬季競技大会の組織委員会によるプレゼンテーションが行われました。また、2014年に韓国・仁川(インチョン)で開催される第17回アジア競技大会の実施競技について、野球とソフトボールを1つの競技として、ソフトテニスがテニスの1種目として行われることが決定しました。

 各常設委員会の委員長からの報告では、荒木田裕子OCAアスリート委員長が、12日に行われた「アジアアスリートフォーラム2011」についての報告などを行いました。
 最後に役員改選が行われ、アハマド会長の6選が決定。JOC会長の竹田OCA理事は副会長に選ばれ、調整委員長を兼務、荒木田アスリート委員長は再任されました。

2011/07/12

アジアアスリートフォーラム2011を開催

 日本オリンピック委員会(JOC)が主催する「アジアアスリートフォーラム2011」が12日、東京都内で行われました。今回のフォーラムは、JOCアスリート専門部会とOCA(アジアオリンピック評議会)アスリート委員会が中心となり、「アスリート発、スポーツの力」をテーマに、日本のオリンピアン、パラリンピアンによる社会とのかかわり方などの事例紹介を通じて、社会におけるスポーツの役割とその影響力を参加者とともに考え、認識することを目的に開催されました。

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「アスリート発、スポーツの力」をテーマに行われた
アジアアスリートフォーラム2011(フォートキシモト)

 はじめに、司会を務めるJOCアスリート専門部会員の小谷実可子氏が、開会の挨拶とアジア5地区からの招待アスリートを紹介。続いて、OCAアスリート委員のマンスール氏(オマーン)が、同委員会によるアンケート調査報告を行いました。調査の内容は、アジア各国におけるトレーニング環境、経済的サポート、ドーピングコントロール、キャリアトランジションの4事業に対するアスリートの意識調査で、アジアで実施された国際総合競技大会に出場した1000名のアスリートからのアンケート結果を基に分析されたリポートが発表されました。

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小谷実可子氏(フォートキシモト)

 アスリート講演者として最初に登壇したのは、国際オリンピック委員会(IOC)アスリート委員長を務め、バルセロナ、アトランタオリンピックの陸上男子短距離で計4個の銀メダルを獲得したフランク・フレデリクス氏(ナミビア)。貧困な母国で未来に希望が持てなかった少年時代にスポーツと出会い、自らの人生が変わったことについて、「スポーツは大きなインパクトを持つ。社会に対して、人間に対して大きな影響を与えてくれる」と語りました。さらに、大学でスポーツと学業との両立に勤しんだことを話し、「知識の土台をアスリートに与えなくてはならない。アスリートにとって教育は欠かせないもの」と、スポーツにおける教育の大切さを訴えました。

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フランク・フレデリクス氏(フォートキシモト)

 2人目は、IOC委員とOCAアスリート委員を務め、スケート女子ショートトラックで長野、ソルトレイクシティー、トリノオリンピックの3大会で金2個を含む5個のメダルを獲得した楊揚氏(中国)。冒頭、東日本大震災の被災者にお見舞いの言葉を述べた楊揚氏は、自らが2008年の北京オリンピック開会3ヶ月前に起こった四川大地震の際に、ボランティアとして被災地を慰問した時のエピソードを紹介しました。そして、「スポーツは未来を開拓してくれる。私の未来もスポーツが創ってくれた。今は、23年間の競技生活を通じて夢を叶えさせてくれたスポーツに恩返しをしているところ」と、スポーツの持つ力について語りました。

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楊揚氏(フォートキシモト)

 第二部では、日本人アスリート4人が講演しました。先陣を切ったのは、アテネオリンピックで金メダルを獲得したハンマー投げの室伏広治選手。「Sport Unites Us」をテーマに、音楽編集を含め、自ら制作した映像を使って、流暢な英語でスピーチしました。偉大なコーチであり、父である重信氏との幼少時からの思い出や、東日本大震災の被災地を訪れた時に、現地の中学生とのふれあいを通じて感じたことなどを話し、「スポーツは魔法。する人、見る人を問わず、すべての人を一体にしてくれる。政治や仕事を超えて、世界を一つにするもの」と熱弁を振るいました。

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室伏広治選手(フォートキシモト)

 続いて、長野、ソルトレイクシティーオリンピックの男子スピードスケートで金・銀・銅と3つのメダルを獲得した清水宏保氏が、「アスリートのセカンドキャリアにおける社会貢献」について講演。身長162cmと恵まれた体格ではなく、さらに重度の喘息患者であったことから、幼少時は指導者や医師から運動することを不安視されていたことを明かしました。それでも練習を続けることで逆に喘息を克服し、オリンピックで金メダルを取るまでの選手になったという自身の経験を通じ、今後は運動療法など「スポーツと医療」について考え、子供たちや地域に還元していきたいと述べました。アスリートのセカンドキャリアについては、「現役のときは競技に専念して考えることはなかったが、今はJOCも様々な改革を行い支援してくれている。しっかりと学び、社会貢献できる立場になって、スポーツの力、アスリートの力を発信していきたい」と主張しました。

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清水宏保氏(フォートキシモト)

 パラリンピアンからは、まずライフル射撃の田口亜紀選手が登壇。「私に影響を及ぼしたスポーツの力、そして私が発するスポーツの力」と題し、25歳のときに障害を負った話から、競技との出会い、パラリンピック出場に至るまでの経験を語りました。そして「目標を持って努力することで、必ず何かを達成できる」とスポーツの力を訴えました。

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田口亜紀選手(フォートキシモト)

 最後の講演者は、陸上競技・走り幅跳びのパラリンピアン・佐藤真海選手。「スポーツの力は生きる力」をテーマに、田口選手と同じく英語によるスピーチを行いました。自らを「スポーツの力に救われた一人」と話し、「スポーツは人生を豊かにする。スポーツをすることで人々や社会との繋がりを感じることができ、それがパワーになる。日本のアスリートたちが社会に貢献できるように、これからもスポーツの価値や生きる力を伝えていきたい」と力を込めて誓いました。

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佐藤真海選手(フォートキシモト)

 会場と全登壇者との質疑応答を経て、最後に荒木田裕子JOCアスリート専門部会長・OCAアスリート委員長が閉会の挨拶を行いました。「アスリートは日頃から多くの人々にサポートされている。皆が社会に対して、それをどのようにお返ししていこうかと考えている」と述べ、東日本大震災の際に、普段は応援される側のアスリートたちが、様々な支援活動を通じて応援する側に回ったことについて、「恩返しをしたかった」とアスリートの思いを代弁しました。「アスリートがそれぞれのベストを尽くせば、国籍・宗教・性別を超えて感動や夢、希望を与えられる。それを達成するためには、自分たちが社会の一員だということを決して忘れてはいけない」と、社会におけるスポーツの役割とその影響力について説き、アジアアスリートフォーラム2011は幕を閉じました。

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荒木田裕子JOCアスリート専門部会長・OCAアスリート委員長(フォートキシモト)