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ドーハアジア大会


第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)

みどころ 卓球

男子

世界4強のうち3強がアジアに集中している。世界選手権大会チャンピオンの中国、2位の韓国、3位の中国香港である。それに次ぐ強豪としてチャイニーズタイペイを加えた4協会がアジア4強だ。この4強の一角を崩さない限り日本にメダルは無い。中国・韓国には厳しい戦いになるが、中国香港・チャイニーズタイペイのブロックに入ればチャンスはある。

この4強に日本は先月プロツアー初優勝で勢いに乗る吉田海偉、世界ランキングを急激に上げてきた韓陽、若くて勢いのある水谷隼、安定感抜群の岸川聖也で臨む。

シングルスは韓と水谷が出場。韓は10月に行われた全日本社会人選手権を圧倒的な強さで優勝し勢いに乗る。水谷はブンデスリーガ1部で今期10勝2敗と絶好調だ。若いだけに勢いに期待したい。

ダブルスでは一昨年世界ジュニアを制覇した岸川・水谷組の若いペアと実力者同士が組む韓・吉田組のペアが出場する。コンビネーションがかみ合えば両ペアともメダルを狙える実力を持っている。

女子

5月の世界選手権団体ではベスト8にアジア勢が6協会、世界でもアジアが強い。個人の世界ランキングトップ10は全てアジアの選手というのが現実だ。

5月の世界選手権では日本は中国香港と準決勝で対戦し惜敗、3位であった。アジア競技大会の団体戦は中国・中国香港の強豪に日本、韓国、朝鮮民主主義人民共和国、シンガポールが続く。日本女子は決勝進出を狙うが中国香港にはなんとしてもリベンジしたい。しかし韓国のカット、朝鮮民主主義人民共和国の変則卓球、世界ランキング6位のリー・ジャーウェイを柱に強力な布陣のシンガポールも強い。

個人戦では、ダブルスに日本メダルの大きなチャンス有りと予想している。福原・藤沼組は昨年のアジア卓球選手権で同種目3位。金沢・藤井組もプロツアーで優勝の実績もあり期待できる。

シングルスは1NOC2名の出場枠。日本は福原、金沢が中国勢にどのような戦いを挑むか期待が膨らむ。福原は挑戦者の気持ちになった時に、大きな力を発揮できるタイプだけに、勢いに乗ればメダル獲得のチャンス有りだ。

混合

昨年のアジア選手権で3位に入った吉田・福岡春菜組と、安定感のある2005年世界選手権上海大会5位入賞の岸川・藤沼亜衣組がメダルを狙って出場する。

どの種目もメダルに届く位置にあるが、そのための条件として勢いに乗らなくてはいけない。皆様の応援を背に勢いに乗り戦ってきます。応援よろしくお願いします。

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吉田海偉選手

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藤沼亜衣選手・福原愛選手

出場選手からのメッセージ

吉田海偉選手:私は今回初めてのアジア競技大会出場です。まず代表に選考されるまで多くのサポートを頂いた方々に感謝したいと思います。大会では、自分の持っている力を最大限発揮して悔いのないプレーをしたい。その事が、ご支援頂いた方々への最大の恩返しになると信じています。ドーハの地で日本代表としての自覚と誇りを持って戦ってきます。ご声援をよろしくお願い致します。

韓陽選手:まずアジア競技大会に出場出来ることを大変嬉しく思います。世界で戦う為に何が必要なのか、自分なりに研究し練習に励んできました。国内の大会とは違った雰囲気の中で、自分の力を120%出し切り全種目メダル獲得が目標です!日本代表として精一杯がんばりますので応援よろしくお願い致します。

水谷隼選手:今回アジア競技大会に出場することができ、本当に嬉しく思います。団体、シングルス、ダブルスの3種目に出場しますが1種目でもメダルが取れるように、1試合でも多く勝てるように頑張りたいと思います。日の丸を胸に最後の1本まで諦めずに戦うので応援よろしくお願いします。

岸川聖也選手:これまで僕は世界選手権に3回出場していますがアジア競技大会に出場するのは今回が初めてです。だから今はとても楽しみです。9月に代表に選ばれてからずっとアジア競技大会に向けてハードで質の高い練習をしてきたので大会でもいいプレーが出来ると思います。日本の代表に選ばれなかった選手も、とても強い選手ばかりですので、その人達の分も自分が頑張りたいです。日本の代表として日の丸を背負ってることを常に忘れずに自分のベストなプレーが出来るように頑張ります。応援してくれる人達がいて選手がいいプレーできると思うのでどんどん応援してほしいです。そして応援してくれる人達を満足させられるようなプレーをしたいと思います。

福原愛選手:私はアジア競技大会は前回に続き2度目の出場です、選ばれた栄光とチーム勝利のため全力で頑張ります、特に中国香港にはドイツ世界選手権で苦杯をきっしているので勝ちたいです、日本の皆さん応援お願いします。

福岡春菜選手:アジア競技大会という大きな大会に出られることは、本当に幸せに思います。そういった気持ちで、誇りを持って戦いたいです。目標はチーム一致団結をして、世界選手権で成し遂げられなかった決勝進出を目指します。混合ダブルスでも、上位にいけるチャンスがあると思っているので、吉田さんと力を合わせてメダル獲得を狙います。日本のために全身全霊をかけて戦います。応援よろしくお願いします。

藤井寛子選手:ずっと目標にしていたアジア競技大会に今回初めて出場できることになりました。今自分にできることを一つずつチャレンジしていきながら、カタールでは自分を信じ、仲間を信じ、これまで支えてくださった方々に感謝し、思いっきり自分の力を出し切って爆発したいと思っています。初出場なので、すべてがチャレンジです。応援よろしくお願いします。

金沢咲希選手:4年に一度のアジア競技大会カタールで日本代表として参加できる事をとても光栄に思います。この大会において自分の力を十分に発揮できるように頑張りますので、皆さんも私達の応援をよろしくお願い致します。

藤沼亜衣選手:オリンピックには過去2回出場したことがありますが、今回初めてアジア競技大会に出場するので少し緊張しています。今回私は、団体、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目に出場する予定です。日本代表としての自覚を持ち、全力でプレーし、できるだけ良い色のメダルを目指したいと思います。応援してくださる方々にも、できるだけ良い結果報告と感動を与えられるよう頑張ります。皆さんの存在と応援が私たち選手にとってとても大きなエネルギーになるので、どうぞ応援よろしくお願いします。

競技紹介
卓球−競技の歴史
−日本での競技の歴史

アジア競技大会
<卓球>
icon釜山 2002
- 結果・記録

関連情報
- (財)日本卓球協会
- 国際卓球連盟

 
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