ドーハの熱き風〜スペシャル現地レポート
文:折山淑美
第4回 : 充実感のあった大会、ドーハ2006
大会最終日を残す12月14日を終え、アジア競技大会での日本のメダル獲得数は金50、銀71、銅77の合計198個と決定。金メダル数では惜しくも、韓国を上回ることはできなかったが、前回の釜山大会からは6個増・・・・(続きを読む) (2006.12.15)
第3回 : 本物の強さが生まれる
12月10日の陸上競技女子走幅跳。池田久美子は勝って当然と思わせる、余裕のある試合を展開した。「前回の釜山大会では7位に終わり、すごい悔しい思いをしていましたから。・・・・(続きを読む) (2006.12.12)
第2回 : 本気で挑む質の高い試合
時折スコールのように降る雨に見舞われた7日のドーハ。悪コンディションとなったボート競技では、男子軽量級シングルスカルの優勝候補の武田大作が2位に終わった。だが、代わりに男子舵なしフォアが優勝の快挙。・・・・(続きを読む) (2006.12.5)
第1回 : 「勝つべきときに勝つ」ために
「昨日優勝できなかったから、とりあえずは金メダルにこだわっていたというのもあるし。記録は良くなかったけど、ホッとしたって言うのが正直なところですね」アジア大会4日目の12月4日。競泳男子100m平泳ぎで優勝した北島康介は、安堵した表情を見せた。・・・・(続きを読む) (2006.12.5)
直前コラム : 世界へとつながるアジアチャンピオンをめざして
「世界へ出て行こうとする時、タイトルっていうのはものすごく重要なものなんですよ。“アジアチャンピオン”という肩書があるかないかで、試合での扱われ方も変わって来るんです」 その言葉を口にしたのは、陸上競技男子100mで世界への扉を叩く10秒00をマークした伊東浩司だった。・・・・(続きを読む) (2006.11.9)
折山淑美 : 長野県出身、神奈川大学工学部卒業。スポーツライター。 主な著書に「誰よりも遠く-原田雅彦と男達の熱き闘い」「末續慎吾×高野進-栄光への助走 日本人でも世界と戦える!」「北島康介—世界最速をめざすトップアスリート」など、多数。