MENU ─ ドーハアジア大会

ドーハアジア大会


第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)

みどころ フェンシング

今回のフェンシング「チームJAPAN」は、10月に開催されたトリノ世界選手権で(個人・団体)で多くの入賞を果たした最強のナショナルチームだと確信しています。

男子フルーレチームは世界ランキングで6位に位置する。したがって、アジアのランキングでも日本、中国、韓国の順であり実力的にも期待が大きい。選手は世界選手権で8位に入賞した福田(警視庁)、昨年のユニバーシアード競技大会団体で金メダルを獲得した太田(同志社大)、今年1年間で世界ランクを18位まで上げてきた、千田(中央大学)の3名で編成する。アジア競技大会では個人・団体とも金メダルを目指す。

女子フルーレは世界ランキング8位に位置し韓国、日本、中国の順である。トリノ世界選手権ではフランス(世界ランク3位)、ドイツ(世界ランク7位)を破り史上初5位入賞を果たした。選手は世界ランキング18位の菅原(気仙沼高校教諭)、初出場でありながら世界選手権で大活躍をした巻下(秋田クラブ)、ベテランの川西(香川クラブ)の3名で金メダル獲得を目指す。

image
菅原智恵子選手

女子エペについてもトリノ世界選手権団体戦で史上初の8位入賞を果たした。アジアランキングでは中国、韓国、日本の順である。選手は個人世界ランキング24位に位置するベテランの原田(山形クラブ)、長身を生かしタイミングの良い成田(秋田クラブ)、戦術に優れた池端(平安高校教諭)の3名で韓国、中国で勝負をかけ、上位メダルをねらう。女子エペは前回のアジア競技大会に出場出来なかった悔しさをバネにドーハではメダル獲得を期待している。

男子エペは坂本(茨城クラブ)が個人戦に出場する。坂本はアジア競技大会の開催国カタールのドーハで開催されたグランプリ大会で日本人初の7位に入賞しおり、アジア競技大会ではメダルを獲得する実力を持っている。

女子サーブルチームは、アジアランキング中国、日本、韓国、香港の順である。香港も実力を付けてきているが、中国・韓国との勝負になることが予想される。選手は昨年のユニバーシアード競技大会団体で銀メダルを獲得した中村治子(北関東綜合警備保障)、世界ランキング19位に位置する金子(ネクサス株式会社)、ベテランの久枝(大阪市信用金庫)の3人でメダルをねらう。

男子サーブルは世界選手権で活躍した長良(岐阜クラブ)、渡部(日田市役所)に加え、攻撃力を武器とする山本(警視庁)の3名でメダル獲得を目指す。特に団体戦ではアジアランキング韓国・中国・日本、カザフスタンの順であるが、カザフも力を持っている。しかし男子サーブルチームは世界選手権では世界トップクラスのロシアと対戦し、それぞれの選手の底力を見せてくれた大会であった。したがって、中国、韓国に勝負をかけて一つでも上位のメダルを獲得する。

現在のナショナルチームは全ての種目で国際競技力も高く、世界で戦える選手達である。今回のアジア競技大会では中国、韓国、との勝負が予想されるが、他にも海外コーチを招聘して強化を図っている香港、タイ、チャイニーズ・タイペイ、ベトナムなども昔のように簡単には勝たせてくれない。我がチームジャパンはこれまで多くの国際大会に出場し、競技力、フィジカル面等、多くの経験を積み重ねてきた。以上のことから、選手達が個々の力を発揮すれば必ず全種目でメダルを獲得することができる。また、我々スタッフも全力でサポートしていきたい。全国フェンサーの期待に応えることができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

(監督:江村宏二)

image
太田雄貴選手

出場選手からのメッセージ

太田雄貴選手(男子フルーレ):今回が、僕にとって初めてのアジア競技大会ですが、オリンピック、ユニバーシアード競技大会を経て、長期間の遠征や選手村での過ごし方などを経験したので、ドーハではいつも通りのプレーが出来ると思います。08年に控えた北京オリンピックで活躍するためにも、アジア競技大会は重要な試合だと思っています。必ず、結果を出してきたいと思いますので、ご声援のほどよろしくお願いします。

千田健太選手(男子フルーレ):期待に応えられるよう、一生懸命がんばります!!

長良将司選手(男子サーブル):もちろん個人団体共に金メダル!韓国、中国には負けません!

渡部達郎(男子サーブル):綺麗な色のメダルを持って帰って来ます。

原田めぐみ選手(女子エペ):悔いが残らないような試合をして、4年に一度のアジア競技大会でいい思い出を残したいと思います。

成田絢子選手(女子エペ):皆さんの応援を力に変えて、また今までの遠征や合宿の経験を生かして思いっきりやってきたいと思います!応援宜しくお願いします。

競技紹介
フェンシング−競技の歴史
−日本での競技の歴史

アジア競技大会
<フェンシング>
icon釜山 2002
- 結果・記録

関連情報
- (社)日本フェンシング協会
- 国際フェンシング連盟

 
ページをシェア