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5選手が新たな門出!平成25年度JOCエリートアカデミー修了式レポート

カテゴリ:選手強化
2014.03.10
5選手が新たな門出!平成25年度JOCエリートアカデミー修了式レポート
平成25年度の修了生5名(写真:フォート・キシモト)
5選手が新たな門出!平成25年度JOCエリートアカデミー修了式レポート
修了生5名と在校生による記念撮影(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)は8日、味の素ナショナルトレーニングセンターで「平成25年度JOCエリートアカデミー修了式」を開催しました。JOCエリートアカデミーは、オリンピックをはじめとする国際大会で活躍できる選手の育成を目標に平成20年度からスタートした事業です。各競技団体から推薦された有望なジュニア選手を集め、味の素ナショナルトレーニングセンターを拠点にして集中的な指導を行っています。

 今回は初年度の平成20年度に入校し、中学1年から高校3年までの6年間を過ごした1期生が修了を迎えました。式には修了生の白井勝太くん(レスリング)、花田彩乃さん(レスリング)、大塚大寛くん(卓球)、東勇渡くん(卓球)、松田尚樹くん(卓球)の5名とその家族・関係者をはじめ、JOC、文部科学省、競技団体、学校関係者、エリートアカデミーの在校生らが参加。4月から大学生となる修了生の新たな門出を祝いました。


5選手が新たな門出!平成25年度JOCエリートアカデミー修了式レポート
青木剛JOC副会長兼専務理事(写真:フォート・キシモト)

 冒頭、あいさつに立ったJOCの青木剛副会長兼専務理事は「この修了式は次のステージへ飛び出す出発式でもあります。これからは、JOCエリートアカデミーでの練習や生活、そして、学校で学んだことを土台として、より大きな目標に向かって羽ばたいて下さい」と述べました。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に触れ、「日本選手の活躍が日本人に大きな力を与え、日本全体を変えていく大きな力となっていくはずです。その先頭に立って行くのが皆さんです。JOCエリートアカデミー生としての誇りを胸に、大きく成長していって下さい」と、未来のオリンピアンに期待を寄せました。

 修了生紹介、来賓のあいさつに続き青木専務理事が修了証を授与。1人1人名前を呼ばれた修了生たちが緊張した面持ちで修了証を受け取ると、会場は温かい拍手に包まれました。
 次に、在校生を代表して新キャプテンを務める野口凌平くん(フェンシング)が登壇。これまで一緒に過ごしてきた日々を振り返るとともに、「これからも希望と夢を絶やすことなく、エリートアカデミーで学んだことを糧に、新しい世界でもご活躍下さい。僕たちも先輩方に負けないように、目標に向かってより一層努力します」とメッセージを送りました。


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平成25年度のキャプテンを務めた白井勝太くん(写真:フォート・キシモト)

 続いて修了生による決意表明が行われ、1年間キャプテンを務めた白井くんは「人として、選手としての考えができるようになったのも、周りの人が支えてくれたおかげです。ここからは自分次第で競技も生活も大きく変わると思っています。アカデミーで培ったことを最大限に生かし、新たな環境へとつなげていきます」と新生活への意気込みを語りました。
 花田さんも支えてくれた人たちに感謝をしながら「大学でまた目標を持って競技を続けられるのも、たくさんの方々の支えがあるからだと思います。これからは自分自身で壁を乗り越えていかなければいけません。そのような試練が来たときには、エリートアカデミーで学んだことや経験を生かし、目標に向かって努力していきたいと思います」という強い思いを口にしました。

 大塚くんは「中学3年生の時に思うような成績が出せず、卓球から離れようとした時期がありました」と苦しんだ時期を振り返り、「指導者の方々は私を見放さず、最後まで支えてくれました。また、仲間たちが書いてくれた手紙に助けられました」と家族や友人に感謝を述べました。
 東くんも「一緒に生活する仲間も多くなく、期待より不安の方が大きかったです」と入校当時の苦労を思い出しながら、「たくさんの人に迷惑をかけてきたと思いますが、この6年は私にとってとても貴重なもので、自立した時間でした。大学に行ってもここでの生活のことを生かし、日々努力していきたいと思います」と、気持ちを新たにしました。


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涙ながらに感謝の言葉を述べた松田尚樹くん(写真:フォート・キシモト)

 最後に壇上に上がった松田くんは、中学3年生の時に選手生命が脅かされるほどの大けがをしたことを話し、「そんな時、ずっとそばにいてくれた両親をはじめ、たくさんの人に支えられていることを知りました。何度もやめようと思いましたが、ここまで続けてこられたのは一緒になって悩んでくれたたくさんの人がいたからです」と涙。今後の目標を語り、「これからも大好きな卓球とともに成長していきます」と力強い言葉で締めくくると、参加者から大きな拍手が送られました。


<平成25年度JOCエリートアカデミー修了生>
名前:白井勝太(しらいしょうた)
競技:レスリング
出身地:福井県
高校:帝京高等学校
進路:日本大学文理学部体育学科
主な競技成績:2012年世界カデット選手権大会男子フリースタイル76kg級3位など

名前:花田彩乃(はなだあやの)
競技:レスリング
出身地:熊本県
高校:安部学院高等学校
進路:環太平洋大学体育学部体育学科
主な競技成績:2013JOC杯全日本ジュニアレスリング選手権大会ジュニア女子55kg級3位など

名前:大塚大寛(おおつかまさひろ)
競技:卓球
出身地:福岡県
高校:帝京高等学校
進路:日本大学法学部経営法学科
主な競技成績:2012年香港ジュニアサーキット第3位など

名前:東勇渡(ひがしゆうと)
競技:卓球
出身地:栃木県
高校:帝京高等学校
進路:専修大学経営学部経営学科
主な競技成績:平成24年度全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)ベスト8など

名前:松田尚樹(まつだなおき)
競技:卓球
出身地:愛知県
高校:帝京高等学校
進路:日本大学法学部経営法学科
主な競技成績:平成25年国民体育大会卓球競技少年の部準優勝など





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