大会

第22回オリンピック競技大会(2014/ソチ)

スケート・ショートトラック

 ショートトラックは1周111.12mのトラックを8秒台の高速で競い合い、一瞬のスキも油断も許されない緊迫感あふれる競技である。  現在、世界の中心は韓国、カナダ、中国、アメリカ、そして近年急速に力を付けてきたロシア、オランダの各国。加えて伏兵的なハンガリーなどが挙げられる。ワールドカップ参加国も今季はオリンピックイヤーということもあり、42カ国に達している。

 日本は女子3000mリレー、男子5000mリレーのメダル獲得を目標にしていたが、予選会前にしてエース坂爪亮介、500mの日本記録保持者の村竹崇行の二枚看板が骨折というアクシデントに見舞われ、5000mリレーの夢は消えてしまった。しかし女子の3000mリレーは楽々と予選を突破してベスト8位以内を確保。A決勝、メダルを目指す。

 個人戦はワールドカップ予選会の500mで安定感が増して好調の坂下里士、1500mで常に上位に入り、メダルにあと一歩と迫っている御堂雄三、女子では各種目に強さを発揮している伊藤亜由子、1000mのスペシャリスト酒井裕唯、長距離を得意とする桜井美馬と期待は大きい。しかし一番の課題は坂爪亮介の復調であろう。2013年3月の世界選手権総合5位の実力者が完全復調すれば、個人メダル獲得の一番手となるだろう。

世界のトップスケーターたち

 韓国――男女とも誰が出てきてもメダルを取れる実力がある選手ばかり。
 カナダ――チャールズ・ハメリンを中心としたショート大国。
 アメリカ――500mで唯一の39秒台をマークしているJ・R・セレスキーが個人、リレーでメダルを狙う。

 しかし今回のオリンピックはロシア開催ということで、一番注目されるのはアン・ビクター(韓国名:アン・ヒョンス)だろう。2003〜2007年まで世界選手権で5年連続優勝、トリノオリンピックでは金メダル3個を獲得した。しかし2008年1月、ヒザのけがのため韓国チームを離れ、その後ロシアからの要請で2011年ロシア国籍を取得。現在ロシアチームのエースとしてチームを引っ張っており、ワールドカップではカナダのハメリンとアン・ビクターの一騎打ちが数多く見られた。彼らの技術と精神力は大いにわれわれにも参考になる。

 女子は500mではオリンピック3連覇を狙った中国のワン・モンがけがのため欠場となったが、他国ではイタリアのアリアナ・フォンタナが強い。500mだけでなく1000m、1500mでも強さを見せている。  英国のエリス・クリスティも有力者の一人だ。しかし1000m、1500mに関しては韓国勢が圧倒的に強い。1500mはメダルを独占しそうな感があるが、ショートトラックは展開次第ではまったく分からない結果が出る競技。伊藤酒井桜井の3選手は国際経験も豊富で調子も上向いているので、充分に対抗できると確信している。

ショートトラック強化部長 岩島直己


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