MENU ─ ドーハアジア大会

ドーハアジア大会


第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)

みどころ レスリング

男子は、前回の2002年の第14回アジア競技大会(釜山)でグレコローマン84kg級の松本慎吾が金メダルを獲得。前々回の1998年の第13回アジア競技大会(バンコク)で途切れてしまった金メダル獲得の伝統を復活させた。今大会も金メダル獲得が目標だが、グレコローマンのみならず、伝統のフリースタイルで実現させなければなるまい。

今年9月に中国・広州で行われた世界選手権では、大学3年生の高塚紀行がフリースタイル60kg級で銅メダルを取った。若い選手の殊勲がチームに刺激を与えており、この上昇ムードを生かしたい。 松本、高塚のほか、8月にレスリング王国ロシアの大会で優勝したフリー55kg級の田岡秀規、同66kg級の小島豪臣、アテネ五輪5位のグレコローマン60kg級の笹本睦らに金メダルの期待がかかる。

強敵としてマークしなければならないのは、フリースタイルではイラン、ウズベキスタン、モンゴルなどのほか、軽量級では北朝鮮が復活してきている。グレコローマンではカザフスタンと韓国の二大強国が最注意。55kg級で2年連続世界王者を輩出したイラン、今年初の世界王者を生んだ中国も強敵として立ちはだかるだろう。

女子は48kg級に伊調千春、55kg級に吉田沙保里、63kg級に伊調馨という3人の世界チャンピオンがそろい、72kg級には、今年は世界2位に終わったが世界を5度制している浜口京子が控えている。全階級制覇が目標。吉田には、「97」まで伸ばしている国内外通算の連勝記録を「100」の大台に乗せる期待もかかる。

image
小島豪臣選手

image
吉田沙保里選手

出場選手からのメッセージ

吉田沙保里選手:9月の世界選手権では4連覇を達成し、国際大会の連勝も101まで伸ばすことができました。今はアジア競技大会へ向けて気持ちが切り替わっています。絶対に優勝という気持ちで臨みます。今回は国内外での連勝記録を100に乗せる目標もあります。こちらの記録も大事にし、伸ばしていきたいと思っています。応援、よろしくお願いします。

競技紹介
レスリング−競技の歴史
−日本での競技の歴史

アジア競技大会
<レスリング>
icon釜山 2002
- 結果・記録

関連情報
- (財)日本レスリング協会
- 国際レスリング連盟

 
ページをシェア