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ドーハアジア大会


第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)

みどころ ソフトボール

今大会の女子ソフトボール競技の見どころは、2大会連続の金メダル獲得なるかどうかに絞られる。今夏の第11回世界女子ソフトボール選手権で、オリンピック3大会連続金メダル、世界選手権6連覇と「最強の王者」の名をほしいままにするアメリカを一度は破り、決勝進出を果たしているだけに、2年後の北京オリンピックへ向け、このアジア大会は「勝たなければならない大会」と位置づけられる。

日本はMAX120km/hを誇る「世界最速」のエース・上野由岐子を中心とした投手陣と「ソフトボール界のイチロー」山田恵里を軸とした攻撃陣に死角はなく、金メダルはまず間違いない充実した陣容で大会に臨む。むしろ今大会では「いかに勝つか」が重要で、結果はもちろんのこと、その内容が求められる。悲願である「北京オリンピックでの金メダル」の獲得を実現するためには、このアジア競技大会は「他を寄せつけない圧倒的な強さ」を見せつける必要がある。

ライバルは、女子ソフトボールがアジア競技大会の正式種目となった1990年の北京大会以来、1994年の広島、1998年のバンコクと3大会連続の金メダルを獲得した実績を誇る中国となるだろうが、中国には2001年の世界選手権アジア地区予選で敗れて以来、今夏の世界選手権まで連勝を続けており、特にエース・上野は2002年の世界選手権、2004年のアテネオリンピックで中国相手に完全試合を達成するなど、対中国については非常に自信を持っている。

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伊藤幸子選手

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上野由岐子選手

出場選手からのメッセージ

キャプテン・伊藤幸子選手のコメント

私たちの最大の目標は、「北京オリンピックでの金メダル獲得」ですから、このアジア競技大会では、必ずや「2大会連続の金メダル獲得」を果たし、北京の金へつなげていきたいと思っています。前回大会は雨で決勝戦が中止となり、グラウンド上で金メダルの感動を味わうことができなかったので、今大会では是非グラウンド上でその感動を選手・スタッフ全員で体感したいと思います。

上野由岐子選手のコメント

2年後の北京オリンピックへつながるような大会とするためにも、必ずや2大会連続の金メダルを手にしてきたいと思います。女子ソフトボール競技は2016年のロンドンオリンピックではオリンピック競技から除外されることが決定しており、現在オリンピック復帰へ向けて活動をしているところです。今のところ2010年のアジア競技大会では女子ソフトボール競技が行われると聞いておりますので、まずはこのアジア競技大会等を通じて、ソフトボールという競技の魅力、面白さ、素晴らしさを大いにアピールしたいと思っています。チーム全員で力を合わせ、そんなソフトボールが展開できるよう頑張りたいと思います。

競技紹介
ソフトボール−競技の歴史
−日本での競技の歴史

アジア競技大会
<ソフトボール>
icon釜山 2002
- 結果・記録

関連情報
- (財)日本ソフトボール協会
- 国際ソフトボール連盟

 
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