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アイスホッケー

概要

 アイスホッケーの起源説は数多く存在しますが、競技ルールが定められたのは1877年、カナダのモントリオールにあるマックギル大学の学生らがフィールドホッケーとラグビーを組み合わせたルールを考案しました。さらに翌年には同大学でアイスホッケー部が誕生。発足当時のルールは9人制でした。
 以後、幾度かのルール改正に伴い7人となり、現在の6人制に落ち着きました。学生達が、乱雑であった試合に意味を持たせるためにルールを考案したことにより、ゲームが洗練されアイスホッケーの人気は高まりました。
 アイスホッケーはカナダ各地で実施されるようになり、1887年にはオンタリオ州でアイスホッケーのリーグ戦が開催。そして、1896年にはアメリカでも公式戦が開催され、アイスホッケーは北米を代表するウィンタースポーツと言われるまでに成長しました。

 その後、ヨーロッパにもアイスホッケーの人気は広がり、1908年、フランス人ジャーナリストの呼びかけにより国際アイスホッケー連盟(IIHF)が設立されました。設立当初はフランス、イギリス、スイス、そしてベルギーの4カ国が加盟(ボヘミアを加えた5カ国という説もあり)。そして、ヨーロッパ諸国、ロシア、北米、アジア諸国と順次加盟国が拡大し、世界的なスポーツとなりました。
 冬季オリンピック競技としては、男子は1924年シャモニー大会より実施され、初の金メダルはカナダが獲得。女子アイスホッケーは1998年長野大会で初めて実施され、女子初の金メダルはアメリカが獲得しました。


ルール・見どころ

【リンク】
 リンクは周囲(60m×30m)が高さ1.2m余りのフェンスで囲まれており、ゴールネットの後ろにある競技エリアでも選手が自由にプレーできます。中央にセンターラインがあり、2本のゴールライン間の氷域を3等分するようにブルーラインが引かれ、センターラインを挟んだ中央の氷域はニュートラルゾーン、その両側の氷域は自チーム側をディフェンディングゾーン、相手チーム側をアタッキングゾーンと呼びます。

【チーム】
 ゴールキーパー(GK)、ディフェンス(DF)2人、フォワード(FW)3人の計6人が、リンクに出てプレーをします。体力の消耗が激しいため、試合中はいつでも、何回でも選手を交代できるのが特徴。GKを除くプレーヤー(スケーター)が5人一組のセットをつくり40〜50秒程度で入れ替わるケースが通常で、反則によって生まれるチャンス(パワープレー)やピンチ(ショートハンド)の際には、各国ともスペシャルセットを作る場合があります。

【試合】
 パック(硬質ゴム製156〜170g)をスティック(グラスファイバー製など)で、相手ゴールキーパーが守るゴールネット(幅183cm・高さ122cm)へ打ち込めば1点。1ピリオドが20分間で、2回の休憩を挟んで3ピリオド行い、多く得点したチームの勝ちとなります。第3ピリオド終了時点で同点となった場合の取り扱いは大会によって異なりますが、延長戦を行い、それでも勝敗がつかなかった場合はゲームウイニングショット合戦で勝敗を決する方法が基本的です。

【ルール】
 試合展開をより速く、接近し面白くするために、長いパスを制限する「アイシング・ザ・パック」や、パックよりも先にアタッキングゾーンに進入できない「オフサイド」などのアイスホッケーならではのルールが設けられています。
 その他に相手を突く、転ばす、妨害するなど故意に乱暴な行為をした選手は一定時間退場させられ、ペナルティーベンチに入って試合には参加できません。女子には体当たりが認められておらず、イリーガル・ヒットという反則が設けられています。

【勝ち点】
 3ポイントシステムでは、レギュラータイム(20分×3ピリオド=60分)で勝利したチームに3ポイント、延長以降に勝利したチームに2ポイント、延長以降に負けたチームに1ポイントがそれぞれ与えられます。グループラウンド(リーグ戦)で勝ち点が同点となった場合は、タイブレーキングシステムのステップに従って順位を決定します。

Step1:勝ち点が同点のチームがある場合、同点チーム同士における対戦で得た勝ち点が適用され、勝ち点順で順位を決める。
Step2:それでも同点のチームがある場合は、当該チーム同士の得失点差によって決定される。
Step3:それでも同点のチームがある場合は、当該チーム同士の試合での総得点数によって決定される。
Step4:それでも3チームまたは、それ以上のチームが同点の場合、当該チーム以外で下位チームのうち最も勝ち点が高いチームとの直接対決結果(1.勝ち点、2.得失点差、3.総得点数)によって決定される。
Step5:それでもまだ同点のチームがある場合、当該チーム以外で下位チームのうち次に勝ち点が高いチームとの直接対決結果によって決定される。
Step6:上記5つのステップを適用したにもかかわらずまだ同点の場合、大会シード順位に基づき順位が決定される。


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