写真:AP/アフロ
パリ2024大会 フェンシング 男子フルーレ団体 準決勝(写真:ロイター/アフロ)
フェンシングは、2人の選手が対峙し、片手に持った剣を使って相手の有効な面を攻防する競技です。このスポーツには「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3つの種目が存在します。各種目では、使用される剣の形状や得点が有効な面、優先権の有無などが異なり、競技はピストと呼ばれる導電性のパネル上で行われます。オリンピックにおいては、第1回のアテネ1896大会で男子フルーレ個人と男子サーブル個人が採用されて以来、各大会において欠かすことなく実施されています。
パリ2024大会 フェンシング 男子フルーレ団体 準決勝(写真:ロイター/アフロ)
剣を使用して相手の胴体を攻撃します。競技の見どころは優先権の奪い合いで、「攻撃→防御→反撃→再反撃」といった迅速なバトルや技のやり取りが楽しめます。優先権とは、両選手が同時に有効面を突いた場合、先に攻撃を仕掛けた方が優先されるルールです。攻撃を受けた側はまず防御し、防御に成功すると優先権が防御側に移ります。
パリ2024大会 フェンシング 女子フルーレ団体 準決勝(写真:青木紘二/アフロスポーツ)
3種目で唯一、優先権の概念が存在せず、体のあらゆる部分への攻撃が許されます。戦術的なアプローチが要求され、瞬時の反応が試合の結果に大きな影響を与えます。
パリ2024大会 フェンシング 男子エペ団体 決勝(写真:ロイター/アフロ)
「突き」だけでなく「斬り」の攻撃も存在する競技種目です。有効面は両腕と頭部を含む上半身に及ぶため、他の2つの種目とは明確に異なり、ダイナミックな斬りの攻撃とそれをかわす繊細なステップワークが特徴的です。
パリ2024大会 フェンシング 女子サーブル個人 2回戦(写真:ロイター/アフロ)
競技は男子と女子それぞれで個人戦および団体戦が行われます。個人戦のトーナメントでは、3分×3セットのうち、15点を最初に達成した選手または試合終了時により得点を多く獲得した選手が勝者となります。団体戦は1チーム3名(プラス1名の交代選手)による総当たり戦で、3分×9セットのうち、45点を最初に達成したチームまたは試合終了時により得点を多く獲得したチームが勝利とされます。
パリ2024大会 フェンシング 男子フルーレ団体 準決勝(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
日本選手が初出場したヘルシンキ1952大会から東京2020大会までに獲得したメダルは合計3つ。北京2008大会の男子フルーレ個人(太田雄貴選手)とロンドン2012大会の男子フルーレ団体で銀メダルを獲得した後、東京2020大会において男子エペ団体で日本初となる金メダルを獲得しています。そしてパリ2024大会では男子エペ個人(加納虹輝選手)と男子フルーレ団体で金、男子エペ団体で銀、女子フルーレ団体と女子サーブル団体で銅の合計5つのメダルを獲得。20年以上かけた強化が実を結び、フェンシング発祥の地において競技の国別ランキングで堂々の1位に立ちました。
パリ2024大会 フェンシングのメダリストたち(写真:ロイター/アフロ)
| 競技初回実施大会 | アテネ1896大会 |
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| TEAM JAPAN初出場大会 | ヘルシンキ1952大会 |
| 競技別累計メダル数 |
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2024年8月21日時点
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