日本オリンピック委員会(JOC)が実施している、引退したトップアスリートのセカンドキャリア支援「アスナビNEXT(ネクスト)」を利用して、スケート/ショートトラックの酒井裕唯さんが「株式会社グライダーアソシエイツ」に採用されました(2021年8月1日付入社)。これにより、アスナビNEXTを通じた就職者数は、7社/団体7名となりました。
「アスナビNEXT」はJOCが現役アスリートを対象に行っている就職支援「アスナビ」の引退アスリート向けプログラムとして2016年度よりスタートしたもので、現役を引退したアスリートが次のステージへスムーズに移行する為の支援をする制度です。
酒井さんは現役時代、2010年バンクーバー、2014年ソチと、冬季オリンピックに2大会連続出場。また2012年のワールドカップで1000m年間総合優勝を果たすなど、国内外で活躍してきました。
今回の採用を受けて酒井さんは「現役を引退し数年が経ち、より良い環境でのキャリアアップを目指していました。以前から営業職に興味があり、今回アスリートのキャリアを十分に理解していただける、温かい企業様とご縁を頂くことができました。アスリート時代以上に、何事にもチャレンジする心を忘れず仕事に情熱を注いでいきます」と、今後の抱負を語りました。
「アスナビNEXT」では主な施策として、「キャリア意識調査」「キャリアデザインセミナー」「独立開業セミナー」「キャリアカウンセリング」等を実施。これらを通じ、引退後の自分をイメージできていないアスリートに対し、現役のうちからキャリアデザイン力(将来を構想する力)を高め、準備すること、一方次のステージにおいて、それまでのスポーツを通じた経験等から培われた様々な能力を存分に発揮できるよう支援していきます。
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