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がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート

シドニーオリンピックスペシャル

テニスで杉山愛選手が、地元オーストラリアのドキッチ選手に惜敗

「前回杉山愛選手と当たった時は、こてんぱんにやられた。今日は最初から気持ちを引き締めていった」と言うドキッチ選手は、最初から絶え間なく攻め続けた。昨年のウインブルドンでベスト4に入り、めきめき力をつけているオーストラリア期待のドキッチ選手は、この日はミスも少なく、強打にドロップショットを混ぜて杉山選手を翻弄。第2セットに入ると杉山選手も本来のペースを取り戻し始め、粘った末の見事なエースも出て勝負をタイブレークに持ち込んだが、ひるまず攻めたドキッチ選手がタイブレークを7-1で押し切り、結局6-0、7-6のストレートで勝負を決めた。

「第1セットは自分のベストのプレーには程遠かった。第2セットに入ってからは一本一本思い切ってプレーしていこうと思い、その精神面でスコアに違いが出たのだと思う。でも勝つに充分なだけの積極性ではなかった」と振り返った杉山選手の、次の目標はダブルスに勝つこと。先の全米オープンでもダブルスでは決勝に至っているだけに「今ダブルスでは勢いに乗っていいプレーができている。ダブルスを楽しみにしている」という杉山選手の言葉通り、いい戦いぶりが期待できそうだ。

フェンシング男子フルーレ個人で、岡崎選手、一回戦突破ならず

20日、フェンシング男子フルーレ個人の1回戦が行なわれたが、日本の岡崎直人選手は、クウェートのアリ選手に6-15で敗れた。膝の故障で練習が充分ではなかったという岡崎選手は、積極的に攻めに出たものの、アリ選手の優れた技術・戦術に翻弄され、ポイントを連取された。

卓球女子シングルスで、小西選手、小山選手がベスト16入り

20日に行なわれた、卓球の女子シングルス2回戦で、19歳の期待の星、小西杏選手が、21-15、21-12、21-1 5でチャイニーズ・タイペイのスー・イン選手に圧勝。また小山ちれ選手も李恩実選手にストレート勝ちし、ともにベスト16に進出した。

カヌー/男子カヤックシングル出場の安藤選手の試合後のコメント

安藤太郎選手: 「競技結果は、振るわなかったが、はじめてのオリンピックは、自分の欠点を発見する いいチャンスだった。今回の経験を生かし、次回、アテネ大会を目指し頑張りたい。 応援してくれた皆さんありがとうございました。」

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