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ドーハアジア大会


第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)

みどころ アーチェリー

今回のアジア競技大会は、男女団体・男女個人の4種別が行なわれ、日本からは、男女各4名が個人・団体に出場する。

アーチェリー競技においては、韓国を筆頭にアジア勢が世界の上位を占めている。特に近年は北京オリンピックを目指して強化著しい中国、アテネオリンピック男子団体2位・女子団体3位のチャイニーズ・タイペイ、それに上昇インドが加わり激戦が予想される。

日本の団体も、2003年の世界大会で女子団体が銀、2006年のワールドカップで男子団体が金を獲得。またアテネオリンピックで男子団体8位、2005年の世界大会で女子団体が8位入賞など健闘しており、男女団体で前回逃したメダルを狙いたい。

個人戦でも団体と同様に層の厚い韓国を始め、各国の強力な選手がメダルを狙っている。日本のチーム編成は、社会人・大学生・高校生とバラエティに富んだ編成となった。前回金メダルの山本博は今回出場していないが、昨年の世界選手権個人銀メダルの守屋龍一(近畿大学)、女子個人6位の浅野真弓(佐電工)、シドニーオリンピック女子5位の北畠(川内)紗代子(ミキハウス)に加えて、今年の世界ジュニア代表となった伸び盛りの金村賢(京都菟道高校)が代表に入った。さらに2000年・2001年の全日本チャンピオンの脇野智和(自衛隊体育学校)、瀬川ゆかり(甲南女子大)に加えて、橋本千秋(近畿大学)、馬場可那子(日体大)が入り合計8名の選手で個人でもメダルを狙う。

予選はFITAシングルにより行なわれ、決勝は予選順位により組み合わされるマッチ戦で行われる。決勝戦を考えると、予選順位を少しでも上げておくことが大事であり決勝戦は12射での勝負となるので、1射もミスしない集中力が求められる。 勝負が早いので観客には判りやすいが、選手にとっては緊張度の大変高い競技である。

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北畠(川内)紗代子選手

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守屋龍一選手

出場選手からのメッセージ

北畠(川内)紗代子選手(シドニー(5位)・アテネとオリンピックに連続出場): 私にとってアーチェリーは大切な存在です。この競技を通して人とのつながりや感謝する心を学びました。そして夢や目標を持ち、それに挑戦し続けられることが幸せなことだと気づきました。アジア競技大会はオリンピックに向けての調整という意味でとても大切な大会です。自分の最高のパフォーマンスで挑戦していきたいと思います。皆さんからいただくご声援が今までも、そしてこれからも力になります。どうぞよろしくお願いします。

競技紹介
アーチェリー−競技の歴史
−日本での競技の歴史

アジア競技大会
<アーチェリー>
icon釜山 2002
- 結果・記録

関連情報
- (社)全日本アーチェリー連盟
- 国際アーチェリー連盟

 
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