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陸上競技の福島千里選手らが参加 「オリンピックデー・フェスタin 広野」レポート

カテゴリ:震災復興支援
2014.12.12
陸上競技の福島千里選手らが参加 「オリンピックデー・フェスタin 広野」レポート
オリンピックデー・フェスタ in 広野(写真:アフロスポーツ)
陸上競技の福島千里選手らが参加 「オリンピックデー・フェスタin 広野」レポート
「広野“ふる里ふれあい”マラソン」であいさつをする大山さん(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は11月29日、福島県双葉郡広野町の広野小学校体育館で「オリンピックデー・フェスタ in 広野」を開催しました。

 オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、オリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。

 今回の参加オリンピアンは、陸上競技の福島千里選手(2008年北京、2012年ロンドンオリンピック出場)、水泳・競泳の宮下純一さん(2008年北京オリンピック男子400mメドレーリレー銅メダル)、スキー・ノルディック複合の荻原次晴さん(1998年長野オリンピック出場)、バレーボールの大山加奈さん(2004年アテネオリンピック出場)、トライアスロンの上田藍選手(2008年北京、2012年ロンドンオリンピック出場)の5人。広野町内の小中学生や保護者52人とともに、運動会形式のスポーツプログラムを楽しみました。


陸上競技の福島千里選手らが参加 「オリンピックデー・フェスタin 広野」レポート
フェスタ初参加の福島選手(写真:アフロスポーツ)
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開会のあいさつをした荻原さん(写真:アフロスポーツ)

 今回はフェスタ開始前に行われた広野町主催の「広野“ふる里ふれあい”マラソン」の開会式にオリンピアン5人がゲストとして出席。オリンピアン代表として大山さんが「今日はみなさん元気に楽しく走ってほしいと思います。その後は福島県沿岸部では初めての開催となるデーフェスタで元気に体を動かしましょう」と激励のメッセージを送り、マラソンのスターターを福島選手が務めました。

 マラソン大会後に行われた 「オリンピックデー・フェスタin 広野」の開会式では、荻原さんが「広野町の方々は毎日頑張っていると聞いています。今日はみなさんとスポーツを本気で楽しみたい。一緒に思い出を作りましょう」とあいさつ。開催地を代表して遠藤智広野町長より「今日開催できることがとてもうれしいです。スポーツの楽しさ、生きることの大切さをオリンピアンの皆さんと伝えていきたいです。そして復興に向けて一歩一歩、歩んでいきたいと思います。今日は1日楽しみましょう」と思いの込められた挨拶、また、廣瀬敬彦福島県文化スポーツ局スポーツ課長は「今日は5人のオリンピアンが来ています。皆さんがパワーを吸い取ってしまいましょう。そして将来、この中から日本を代表するアスリートが出てオリンピックに出場することを祈っています」とエールを送りました。


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笑顔で「大玉転がし」を楽しむ宮下さん(写真:アフロスポーツ)
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「手つなぎ鬼」で子どもたちの手をしっかり握る上田さん(写真:アフロスポーツ)

 運動会ではオリンピアン5人が各チームリーダーとなり、「手つなぎ鬼」「大玉転がし」「ボール運び」の3種目を行いました。フェスタ初参加の福島選手も、子どもたちと手を取り合って笑顔。ほかの4人のオリンピアンとともに、チームプレーの楽しさ、一生懸命に取り組むことの大切さを伝えていました。

 閉会セレモニーでは、宮下さんがオリンピックデー・フェスタの聖火として各会場を巡る「つながる火」を紹介。宮下さんは「運動会では5位でしたがグリーンチームの汗は金色です。これからも笑顔を忘れずに生き抜いていってほしいです」と話し、大山さんは「今日みなさんが楽しかったと思える理由は一生懸命やったからです。これからもスポーツ、勉強、遊びなど何事にも一生懸命やっていってほしいです」とそれぞれ子どもたちに言葉を送りました。

 退場時の見送りハイタッチでは、福島選手が仁川アジア大会の銀メダルと銅メダル、宮下さんが北京オリンピックの銅メダル、上田選手は仁川アジア大会の金メダルを持参。参加者たちはとてもうれしそうな様子でメダルに触れていました。

 イベント終了後、オリンピアンは被災地視察の一環として広野町のレストランアルパインローズを訪問。ここはJビレッジ元総料理長の西芳照氏が震災後、場所を変えてオープンしたレストランです。西シェフおよびNPO法人ハッピーロードネットの西本由美子理事長から、震災当時と現在の広野町についてお話を伺いました。ハッピーロードネットは「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」として、プロジェクト開始2年間で地域に5000本の桜を植えています。震災にあった子どもたちが将来、広野町に帰ってきたときのため実施しています。西本理事長は「『子どものために頑張る大人がいる、大人は約束を守る。行動すれば夢はかなう』ということを伝えていき、子どもたちに希望を持たせてあげたい」と強く語ってくれました。


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