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がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート

シドニーオリンピックスペシャル

室伏選手、準決勝2位で、24日の決勝進出。伊東選手は100m準決勝進出にとどまる

男子ハンマー投げで、期待の室伏広治選手が、一投目に78m49をマークして決勝進出を決めた。

一方男子100m準決勝では、伊東浩司選手が7位に終り、世界で最も速い8人に入ることはできなかった。後半に伸びがなく、引き離された伊東選手は、「残り60m、あれ以上速くはいけなかった。今の自分の体の状態の中で精一杯やった」と言いながらも「正直、もう一本走りたかった」と悔しさをちらつかせた。

世界中の強豪達の中にひとり入った日本人。スタートでは緊張し、鳥肌が立ったという。「土台は作った。次の世代がやってくれるはず」と締めくくった。

期待の女子100mでは、自ら5冠達成を目標に挙げるマリオン・ジョーンズ選手が2位を大きく引き離して、"まずひとつ"金メダルを獲得した。また男子100mでも、世界ランク1位のモーリス・グリーン選手が金メダルを取り、満員のスタジアムを沸かせた。

ソフトボールは7戦全勝。ビーチバレーでは佐伯選手/高橋選手が銅に挑戦

ソフトボール日本チームは、ニュージーランドを下して7戦全勝、準決勝でオーストラリアと対戦する。またビーチバレーでは高橋有紀子選手/佐伯美香選手が、10-15で敗れはしたが、世界ランキング1位の、シェルダ・ベデ選手/アドリアナ・ベアル選手(ブラジル)相手に大熱戦を演じた。「今日は負けたけど気持ち良くできた。楽しむことで、いい結果を出したい」という佐伯選手。ふたりは、25日、メダルをかけて3位決定戦に臨む。

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