スピードスケート男子500メートルの日本記録保持者、加藤条治(日本電産サンキョー)が21日、一昨年以来の国際大会となるワールドカップ(W杯)第5戦(27〜29日・ベルリン)に向け羽田空港から出発した。「今季はまだ1回も世界で滑っていないので、今の状態を確認したい」と狙いを語った。
膝の状態が悪く前半戦のW杯代表には入れなかったが、国内で調整を重ねて徐々に復調。昨年末の全日本スプリント選手権で上々の滑りを見せ、W杯と平昌冬季五輪のテスト大会を兼ねる2月の世界距離別選手権の出場にこぎつけた。「何とか復帰できた」と安堵の表情を浮かべる。(共同)
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