ソチ冬季五輪で金メダルの期待がかかるノルディックスキー・ジャンプ女子のエース、17歳の高梨沙羅(クラレ)が6日、ワールドカップ(W杯)個人第4、5戦が行われたロシアから帰国した。第5戦で今季初めて優勝を逃すなど、台に対応しきれなかった面もあり「短い期間で助走路の感覚がつかめなかった。準備不足」と反省した。
気温が氷点下20度前後まで冷え込み、顔には傷ができるほど過酷な戦い。通常なら助走路はスキーの摩擦熱で氷が溶けて滑りが良くなるが、寒さでほとんど溶けず、体重が軽い高梨には不利な条件だった。(共同)
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