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2011.11.30 お知らせ

東京2020オリンピック・パラリンピック招致ロゴを発表

東京2020オリンピック・パラリンピック招致ロゴを発表
日本を象徴する桜をモチーフにデザインされた、東京2020オリンピック・パラリンピック招致活動のロゴ

 2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の招致を目指す東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は30日、招致活動の象徴となるロゴを発表しました。

 日本を象徴する、桜。2020年オリンピック・パラリンピック招致活動のロゴは、友好・平和の証として、感謝の気持ちとして、世界各地へ贈られてきたこの花をモチーフにデザインされています。
 オリンピックカラーの赤、青、黄、緑に加え、東京を表す色「江戸むらさき」を使用。花びらが一枚づつ、世界をつなぐように一つの大きな輪となり、桜のリースを作り上げています。
 永遠、幸福を表すリースには「再び戻る」という意味もあります。日本で1964年以来のオリンピック・パラリンピックを開催し、スポーツを通じてこの国に勇気と活気を取り戻したい、という強い願いが込められました。
 日本で、再び、平和の祭典を。新しい招致ロゴは、2020年の夢の実現に向けて、世界中の人々をつないでゆきます。

 ロゴは、公募による作品の募集を行い、審査委員会による審査を経て女子美術大学4年、島峰藍(しまみねあい)さんの作品に決定。株式会社GKグラフィックス、久田邦夫(ひさだくにお)氏によるアートディレクション、そして栄久庵憲司(えくあんけんじ)氏による監修の下、島峰さん本人がデザインの最終形まで制作しました。

 作品の募集・選考は以下の通り行われました。
1.募集期間:2011年9月12日〜26日
2.参加資格:プロアマ問わず
3.選考方法:応募作品の中から審査委員会(水野正人/佐藤可士和/小山薫堂)による選考を実施(グランプリ1点/優秀賞2点)
4.選考結果:【グランプリ】島峰 藍 様(女子美術大学)
【優秀賞】大黒 大悟 様((株)日本デザインセンター)、和田 智子 様(多摩美術大学)

 島峰さん本人は現在大学4年生で大学院へ進学予定。卒業制作の繁忙期にもかかわらず、アートディレクターの久田氏からのアドバイスを受けながら、寝る間を惜しんで今回の招致ロゴを制作。本人は、今回のグランプリ受賞は非常に嬉しい出来事ではあるが、自分の作品の受賞以上に東京へのオリンピック・パラリンピック招致の実現を願っていたと言い、華やかなロゴデザインと共に、彼女の思いは招致関係者へのエールとなっています。

 招致ロゴは今後、オリンピック・パラリンピックの招致活動において、様々な形で使用されます。

<招致ロゴ使用上の留意事項>
(1)招致ロゴは、国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得て、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会が制作し、著作権を有しているものです。
(2)東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の許可なく招致ロゴを使用することはできません。
(3)報道機関の番組での使用、新聞・雑誌・インターネット記事の編集目的においての使用は可能です。ただし、ロゴの一部または全部を改めて使用することはできません。

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