「1964東京オリンピック・パラリンピック50周年記念ウィーク」がスタート！

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左から、村田諒太選手、竹田恆和会長、小野喬さん、河合純一さん(写真：アフロスポーツ)

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冒頭のあいさつに立った竹田会長(写真：アフロスポーツ)

　1964年東京オリンピック・パラリンピック開催から50周年を記念して行われる「1964東京オリンピック・パラリンピック50周年記念ウィーク」が6日から始まり、丸の内オアゾＯＯ（おお）広場で、当時のゆかりの品々が集められた「メモリアル展示」のオープニングセレモニーが行われました。

　セレモニーには日本オリンピック委員会（JOC）の竹田恆和会長、日本代表選手団主将として選手宣誓をした小野喬さん（体操競技）、ロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手（ボクシング）、パラリンピック6大会に出場した河合純一さん（競泳）の4名が出席。はじめに竹田会長が「この50周年の機会に一人でも多くの方々にスポーツの素晴らしさ、スポーツの価値を分かっていただき、スポーツへの参加を促していければと思います。1週間、様々なイベントが予定されていますが、まずはこの展示を通じて、50年前の東京オリンピック・パラリンピックを振り返るとともに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへの思いを膨らませていただければと願っています」とあいさつを行いました。

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日本選手団主将を務めた小野喬さん(写真：アフロスポーツ)

　続いて小野さんが「50年前の写真やグッズを今ここで見て、感慨無量です。いろんな民族の選手が集まって、東京でオリンピックが開かれたことが本当に幸せで、私は宣誓できたことを喜んでおります」と当時の思い出を語り、「産業、技術、文化、景気と様々な面で日本は進化しました。2020年を目指してより一層、日本の良さを世界のお客様にお伝えし、子どもたちが将来、立派に育つようなオリンピックにしていただきたい」と、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催がもたらす効果に期待を寄せました。

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パラリンピックに6大会連続で出場した河合純一さん(写真：アフロスポーツ)

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ロンドンオリンピック金メダリストの村田諒太選手(写真：アフロスポーツ)

　1964年にはパラリンピックも開催されたことについて、河合さんは「2020年の開催が決まったなかで、世界で初めて2度目のパラリンピックを開催する都市が日本であり東京であるということが、パラリンピックに出場してきた者として大変誇りに思います」とコメント。

　また、忠実に再現された聖火台のレプリカを間近で見た村田選手は「正直、意外と小さいなと思ってしまったんですが（笑）、これが国立競技場の一番上にあって、ここに火がついている姿を想像するとすごく興奮します。今度、2020年にはどういった聖火台になるのか楽しみですね」とユーモアを交えながら感想を述べました。

　「50周年記念ウィーク」は6日から12日までの7日間に渡って開催。メモリアル展示では、記念撮影ができる聖火台や表彰台のレプリカをはじめ、メダル、公式服装、当時の新聞記事など貴重な資料が公開されているほか、同会場ではアスリートによるトークショーも行われます。

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聖火台のレプリカの前で、トーチを持ってポーズを取る村田選手(写真：アフロスポーツ)

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展示されている東京オリンピックのメダル(写真：アフロスポーツ)

　東京オリンピックの開会式が行われた10月10日には、東商ホールで2部構成の「スペシャルトークショー（1964 to 2020）を実施。歴代オリンピアン、メダリストから、2020年東京オリンピック・パラリンピックを目指す若い選手まで、様々な世代のアスリートが参加し、1964年と2020年をつなぎます。

　そして11日には「メモリアルマーチ（1964人の大行進）」と題したメモリアルイベントが、駒沢オリンピック公園で行われます。事前募集した一般参加者と東京オリンピックに出場した国内外の代表選手合わせて1964人が、東京オリンピック開会式の入場行進を再現します。

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