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2013.06.17 その他活動

「2020年オリンピック・パラリンピック東京招致に向けたJOC/NF国際担当者会議」を開催

「2020年オリンピック・パラリンピック東京招致に向けたJOC/NF国際担当者会議」を開催
2020年オリンピック・パラリンピック東京招致に向けたJOC/NF国際担当者会議
「2020年オリンピック・パラリンピック東京招致に向けたJOC/NF国際担当者会議」を開催
市原則之JOC専務理事

 日本オリンピック委員会(JOC)は6日、味の素ナショナルトレーニングセンターで「2020年オリンピック・パラリンピック東京招致に向けたJOC/NF国際担当者会議」を行いました。

 今回の会議は、招致活動の国際スローガン「Discover Tomorrow(未来をつかもう)」に基づく「Why Tokyo」の概念を国内競技団体(NF)に説明し、開催都市決定までの活動について情報共有を図るために開催されました。

 冒頭、市原則之JOC専務理事は「9月7日の開催地決定まで、これからが招致成功に向けて最も大切な時期です。今日は、東京2020オリンピック・パラリンピック招致活動をNFの皆さんと共通の理解を持ち、より密な連携からチーム・ジャパンとして皆さんの結集した力で成功させましょう」と更なる結束を呼びかけました。

「2020年オリンピック・パラリンピック東京招致に向けたJOC/NF国際担当者会議」を開催
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の鈴木徳昭国際・戦略担当部門長

■今後の招致活動にむけて
 東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の鈴木徳昭国際・戦略担当部門長が、まず、3月の国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会による視察について報告。続いて、東京招致に関わる全てのメンバーが共通の認識で招致活動をするにあたり、「私たちは東日本大震災を通じて、スポーツが持つ力を再認識しました。そして、この体験をしている私たち日本人だからこそ、オリンピズムを、スポーツの持つ力を、世界中に伝えることができ、2020年オリンピック・パラリンピックは、日本人の国民性・人々に根差す価値、そして3つの強み『Delivery(安心・安全・確実な大会)』『Celebration(世界中の若者を魅了する祝典)』『Innovation(スポーツ界とオリンピック・パラリンピックにもたらす革新)』を活かして、オリンピックの価値を次世代に継承することに貢献する」というWhy(なぜ東京で開催すべきか)の内容を説明。更に、東京が「施設、設備、財政」などの強みを持つこと、そして「アスリートのパフォーマンスを最大限に活かすコンパクトな大会開催計画と大会運営能力」などのHow(開催実現能力)の内容を説明。今後の国際コミュニケーション戦略として、Whyと Howの両立が重要であることを関係者に訴えかけました。

 そして、5月27日から31日までロシア・サンクトペテルブルクで開催されたスポーツアコード国際会議でのプロモーション活動や立候補3都市によるプレゼンテーションについての報告の他、会場に設置されたPRブースに多くの会議参加者が訪問したことが紹介されました。

「2020年オリンピック・パラリンピック東京招致に向けたJOC/NF国際担当者会議」を開催
荒木田裕子JOC理事
「2020年オリンピック・パラリンピック東京招致に向けたJOC/NF国際担当者会議」を開催
水野正人JOC副会長

■残り93日、さらなるアスリートとNFの協力を要請
 招致委員会理事兼アスリート委員会委員長の荒木田裕子JOC理事が『アスリート最優先の大会運営』という東京のポイントを紹介。さらに、スポーツアコードのプレゼンテーションを行った6人のうち4人がオリンピアン(馬術・竹田恆和JOC会長、バレーボール・荒木田理事、自転車及びスケート・橋本聖子JOC理事、フェンシング・太田雄貴選手)という点を踏まえ、招致活動におけるアスリートのさらなる協力を呼びかけました。
 その後、鈴木徳昭部門長より、NFへの協力依頼事項として、「1.アスリートの活用」「2.IOC委員・IF関係者への働きかけ」「3.国内・海外メディアへの働きかけ」「4.国際大会での露出・PR」の4つの事項を挙げ、具体的な協力を依頼しました。

 最後に、招致委員会の副理事長兼専務理事を務める水野正人JOC副会長が「招致決定まで気を抜かず、やるべきことを全部やって、招致の成功につなげていきたい」と話し会議を締めくくりました。

写真提供:アフロスポーツ

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