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第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)

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【メダリスト会見】4連覇の伊調選手「この金メダルは自分ひとりの力では取れなかった」

カテゴリ:オリンピック
2016.08.20
【メダリスト会見】4連覇の伊調選手「この金メダルは自分ひとりの力では取れなかった」
女子レスリングのメダリスト5人が会見を行った(写真:岩本勝暁)
【メダリスト会見】4連覇の伊調選手「この金メダルは自分ひとりの力では取れなかった」
一夜明けた心境を語った吉田選手(写真:岩本勝暁)

 リオデジャネイロオリンピックのレスリング女子フリースタイル58キロ級で金メダルを獲得し、オリンピック4連覇を達成した伊調馨選手、金メダルを獲得した同48キロ級の登坂絵莉選手、同63キロ級の川井梨紗子選手、同69キロ級の土性沙羅選手、銀メダルを獲得した同53キロ級の吉田沙保里選手が19日(現地時間)、TOKYO 2020 JAPAN HOUSEで記者会見を行い、メダル獲得から一夜明けたいまの心境を語りました。

――吉田選手、一夜明けて銀メダルを取った気持ちをお聞かせください。

吉田選手 昨日試合がありまして、銀メダルを取ることができました。本当にたくさんの方の応援のおかげで、こういった成績を残すことができたので、とても嬉しく思っています。昨日は試合が終わってすごく、たくさん泣いて、皆さんにご心配やいろいろ迷惑をかけてしまったんですけれど、1日たって今は結構すっきりして、思い出すと悔しさがこみ上げてまた涙が出るときがありますけれど、時間がたてば大丈夫かなと。また次に向かって頑張ろうと思っています。

――金メダリストになった4人の後輩に向けて、どのような言葉を伝えたいですか?

吉田選手 本当に「金メダルおめでとうございます」と伝えたいですし、こうやってみんなが金メダルを取ってくれたことで、自分も金メダルを取ったように嬉しくて、そういう気持ちです。

――伊調選手、試合から2日たちましたが、4回目の金メダルを取った気持ちを聞かせてください。

伊調選手 本当に今回のこの金メダルは自分ひとりの力では取れなかったと思いますし、たくさんの人の勇気が私の背中を押してくれて、最後逆転できたと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

――登坂選手、今はどんなお気持ちですか?

登坂選手 私は初めてのオリンピックで金メダルを取れて本当に嬉しいし、沙保里さん、馨さんのような偉大な先輩と、こうやってオリンピックに来られたことが本当に幸せだなと思います。

――土性選手、いかがでしょうか?

土性選手 初めてのオリンピックで、小さいころから夢だったオリンピックの金メダルをかけることができて本当に嬉しく思っています。自分だけの力じゃなくて本当にたくさんの人に応援していただいて、声をかけていただいて、とれた金メダルだと思います。本当に感謝しています。

――川井選手、お願いします。

川井選手 自分も初めてのオリンピックで、ずっと憧れていた選手と一緒にオリンピックに来られたことがすごく嬉しいし、そこで金メダルを取れたということで、目標を達成できたことを嬉しく思っています。ここまで来られたのは自分だけの力じゃなく、いろんな方にお世話になってきているので、感謝の気持ちでいっぱいです。


【メダリスト会見】4連覇の伊調選手「この金メダルは自分ひとりの力では取れなかった」
伊調選手は4連覇の感想を話した(写真:岩本勝暁)
【メダリスト会見】4連覇の伊調選手「この金メダルは自分ひとりの力では取れなかった」
初オリンピックの感想を話した登坂選手(写真:岩本勝暁)

――この4年間ずっとプレッシャーがあったと思います。自分へのご褒美は何でしょうか。今したいこと、会いたい人もお願いします。

吉田選手 毎回オリンピックが終わるたびに、いろんな、今何をしたいですか? とか聞かれますけれど、本当に終わった後というのは、ゆっくりしたいというのが本当の気持ちで、とりあえず温泉とか美味しいものを食べたりしたいなと思います。会いたい人というか、おいっ子、めいっ子とか、監督の子どもとかに会いたいなって思っています。

伊調選手 何もしたくないです。早く日本に帰って、日本で応援してくれていた仲間だったり友達に会いたいです。

登坂選手 私はケガが結構あるので、そこをしっかり治して、また早く練習したいなという気持ちでいます。会いたい人は、本当にたくさんの方に応援していただいたので、できるだけたくさんの人に会ってメダルを見せたいなと思います。

土性選手 今したいことは、買い物をしたいです。会いたい人は、日本で応援してくれていた友達と、お姉ちゃんと弟に会いたいです。

川井選手 私はまだ試合が終わってから家族に会えていないので、まず家族に会って金メダルをしっかり見せたいなと思っています。今やりたいことは、部屋に帰って自分の布団で寝たいです。

――吉田さんに伺います。先ほど「次に向かって頑張ろうと思います」という言葉がありました。今後については、どのようにお考えでしょうか?

吉田選手 まだ分からないですけど、次また自分が頑張らないと、生きていく中ではいろんなことを頑張っていかないといけないので、そういったことをしっかりこれから決めて、頑張って前に進んでいきたいなと思っています。

――皆さんにお尋ねします。終盤の逆転劇が今回非常に印象的だったんですけれど、逆転につながった至学館大学の練習メニューなどがあれば教えてください。あるいは単純に至学館大の強さの秘密を教えてください。

吉田選手 とにかく厳しい練習をする。それがあるからだと思いますし、栄(和人)監督の指導は本当に素晴らしいものがあると思います。

伊調選手 練習はやっぱり最後はうそをつかないという印象です。最後の気持ちの部分でも絶対金メダルを取るっていう気持ちで、最後腰を落として相手に向かっていけたのは、自分ひとりの力ではない力が出たんじゃないかなと思います。

登坂選手 毎日たくさんの練習相手とスパーリングの中で競い合っているので、最後の最後まで、勝負にこだわった執念が出ているんじゃないかなと思います。

土性選手 スパーリングなどで負けていたり点を取られていたりしても、絶対最後まで負けないという気持ちで点を取りにいくということがつながったんじゃないかなと思います。

川井選手 普段の練習から、監督や先輩に言われている「最後まで諦めない気持ち」とか「練習だから最後まで追い込み切る」とか、そういった真剣に取り組む雰囲気を作ってくれていることが強さの秘密じゃないかと思います。


【メダリスト会見】4連覇の伊調選手「この金メダルは自分ひとりの力では取れなかった」
4年後の連覇を誓った川井選手(写真:岩本勝暁)
【メダリスト会見】4連覇の伊調選手「この金メダルは自分ひとりの力では取れなかった」
東京オリンピックへの目標を話した土性選手(写真:岩本勝暁)

――伊調さんに伺います。年内でALSOKを退社する意向という一部報道がありましたが、その確認と、あらためて競技を今後どうするか、今の気持ちを聞かせてください。それと地元・青森県の方に一言メッセージを頂ければと思います。

伊調選手 ALSOK退社は今、初めて聞きました(笑)。そんな事実はないです。今後のことも含めて会社とはよく相談しながら進めていければいいなと思います。地元の方には本当に4度目のオリンピック、寝不足になりながら応援してくださったと思うので地元に1日でも早く帰って、子どもたちも応援してくれていたので、金メダルを見せられたらいいなと思っています。

――登坂選手に伺います。(出身の)富山県でも応援が非常に盛り上がったんですけれど、終盤まで諦めない姿勢はどういうふうに育まれたのか、教えてください。それから登坂さんに続く富山の子どもたちに向けて、諦めないことの大切さをメッセージとして頂けないでしょうか。

登坂選手 本当に富山の皆さんもすごく応援していただいたので、最後一瞬負けるかなと思ったんですけど、ここで負けてたまるかと思って、絶対に勝つという気持ちで最後は行きました。富山の子どもたちには、本当にみんなすごい頑張っていると思うので、目標をしっかり決めて一緒に頑張っていきたいな、一緒に頑張りましょうと伝えたいです。

――吉田選手に伺います。昨夜の取材エリアでは「取り返しのつかないことをしてしまった」というコメントもありました。一晩明けてあらためて昨日の試合だったり、相手のライバル選手が吉田選手の背中を追いかけてきたこれまでの経緯だったり、追われることの厳しさというのを、あらためて感じられた部分があればお話してください。

吉田選手 これまで世界選手権、オリンピック合わせて16回優勝させてもらって、これまでのライバルがいて、私もその人たちに負けないように頑張ってこられたのも、本当にライバルがいたおかげだと思っています。アメリカの今回の決勝のヘレン(・マルーリス選手)は4年前に(世界選手権で)当たって勝っていますけれど、そのときに初めて「吉田選手を倒すんだ。私が倒すんだ」というのを耳にして、私はそれを聞いたときに、絶対に私も負けないで頑張ろうというふうに思ったので、そういったお互いが負けたくないという気持ちで、このリオのオリンピックの決勝戦で戦えたことをうれしく思います。ヘレンも私のことをすごい称えてくれて、すごく嬉しかったですし、本当に戦って強くなっていた、すごく強かったので、成長ぶりがすごくてびっくりしました。


――4年後は東京オリンピックがありますが、皆さんどのような形で迎えたいですか?

川井選手 東京オリンピックのときはまだ26歳なので、2連覇を目指して頑張っていきたいと思います。

土性選手 私も東京オリンピックで2連覇できるように頑張りたいです。

登坂選手 私も同じで東京オリンピックで2連覇したいです。

伊調選手 この若い3人とは違って、また違ったたくさんの思いがあるので、今は今後のことをゆっくり考えたいなと思います。

吉田選手 私たちもアテネオリンピックの時には「2連覇を目指して頑張ります」と言えたんですけれど、もう30(歳)超えて、これからはこの若い3人が東京オリンピック目指して引っ張ってくれると思いますし、私も4年後、できれば本当は目指していきたいなと思うんですけれど、これからまたゆっくり考えていきたいと思います。

――恒例の質問ですが、今食べたいものは何でしょうか?

吉田選手 焼肉ですね。

伊調選手 お寿司。

登坂選手 きしめん。チョコレートはもういっぱい食べたので(笑)。

土性選手 そばが食べたいです。

川井選手 自分はお寿司が食べたいです。

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