8月のリオデジャネイロ五輪で4連覇を目指すレスリング女子58キロ級の伊調馨(ALSOK)が29日、ロシアのクラスノヤルスクで行われたヤリギン国際の決勝でモンゴル選手に敗れた。不戦敗を除くと2003年3月以来、13年ぶりの黒星。日本協会を通じて「いい経験になった。リオに向けて、成長するきっかけにしたい」とコメントした。
国際舞台での実績は乏しい22歳のプレブドルジと対戦。第1ピリオドに仕掛けたタックルを返されて0―5と劣勢になり、第2ピリオドも投げられるなど残り51秒で0―10と引き離され、テクニカルフォール負けした。(共同)
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