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第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)

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【メダリスト会見】上野選手「姉妹の励ましで立ち直った」

カテゴリ:オリンピック
2012.08.02
【メダリスト会見】上野選手「姉妹の励ましで立ち直った」
柔道女子63キロ級銅メダルの上野順恵選手

 ロンドンオリンピック柔道女子63キロ級で銅メダルを獲得した上野順恵選手が、ロンドン中心部のジャパンハウスで会見を行い、メダル獲得から一夜明けた心境を語りました。

上野選手 試合(3回戦)で負けた時はすごく悔しくて、気持ちを立て直すのが大変でしたが、結果として銅メダルを取って、今日はすごくすっきりしています。

――敗者復活戦に回って、メダルへのこだわりはありましたか?

上野選手 はい。金メダルを目指していましたが、負けてから姉妹や周りの方々に励まされて立ち直ることができました。メダルを取るのと取らないのではまったく違うので、何が何でも死ぬ気で取りに行こうと思いました。

――これまで減量に苦労したとお聞きしましたが、メダルを取ってからその後食べたかったものを食べられましたか。

上野選手 食べたかったものは食べられなかったのですが、テレビ局の方からカップラーメンを頂いたのでそれを食べました(笑)

――本当に食べたかったものは何だったんですか?

上野選手 がっつり焼き肉を食べたかったですね。

――昨日一日の調子と、特に敗者復活戦に回ってからの試合で良かったところと悪かったところを教えてください。

上野選手 昨日は1回戦から緊張してしまって、2回戦もゴールデンスコアになってしまい、体の調子が悪いなと思っていました。3回戦で負けてしまって、金メダルを目指してやってきたので目標を失ってしまった感じだったのですが、良かったところはそこで立ち直って、銅メダルを目指して気持ちを切り替えてできたところです。

――(3回戦で)負けた時は、どんな励ましの言葉で立ち直ることができたのでしょうか?

上野選手 姉(雅恵コーチ)に「ここでメダルを取るのと取らないのでは全然違うんだから、必死でやりなよ」と言われました。それで(気持ちが)引き締まりました。

――昨日は試合が終わって、周りの方々とどんな会話をされましたか?

上野選手 両親からは「よく頑張った。お疲れさま」と言われて、恩師である中野(政美)先生には「一生懸命頑張ったんだから、柔道辞めていいんだぞ」と言われました(会場・笑)

――「今後はゆっくり考えたい」と試合後に言われていましたが、今も変わりませんか。

上野選手 今もまだ考えていないので、オリンピックを終えて日本に帰って、みんなで話し合ってゆっくり決めたいと思います。

――昨日の試合で3回戦で悔いが残る点など、反省点はありますか?

上野選手 相手も必死に私の対策をしてきたと思うし、私も対策をしていたのですが実際にはうまくいかなくて、もっと事前のああいう相手と練習するなどの対策が必要だったかなと思います。

――これまではどんな対策をしていたんですか?

上野選手 合宿などでも右の長身の選手とやったり、男子選手と練習させてもらったりしていました。

――試合が終わって、お姉さんとはどんな話をされましたか?

上野選手 あまり覚えていないのですが、「お疲れさま」と「本当によかったね」と言われました。姉がすごく喜んでくれたので本当によかったと思います。

――お姉さんへの感謝の気持ちを言葉に表すと?

上野選手 私のためにコーチにまで復帰してやってくれて、本当に言葉では言い表せないぐらい感謝しています。その分、今度は自分も妹にしっかりサポートできたらいいなと思います。


【メダリスト会見】上野選手「姉妹の励ましで立ち直った」
姉である雅恵コーチの言葉で気持ちが引き締まり、3位決定戦でメダルを勝ち取った上野選手 (写真は共同)

――この4年間を振り返っていかがですか。辛かった時期も多かったと思いますが。

上野選手 4年前は姉がオリンピックに行って私が代表に選ばれなくて、姉もすごく悔しがってくれましたが、結局姉が金メダルを取ったのでその思いは晴れました。今度は自分が4年後のオリンピックに向かって頑張ろうとしているときに、姉が一生懸命サポートしてくれて、本当は金メダルを見せてあげたかったので申し訳ない気持ちでしたが、一番喜んでくれたので、その点ではよかったと思います。

――今回、ご自身が戦った部分も含めて、世界の女子柔道の流れをどのように感じていますか。

上野選手 やはり外国人選手が日本人選手を倒そうと、必死に来ているなと思いました。

――このリベンジをというのは?

上野選手 年齢的にも4年後のリオデジャネイロ大会は難しいと思っています。もし(8年後に)東京でオリンピックが開かれるのであれば、ぜひ自分がコーチとしてそこに携われるようにしていきたいと思います。

――妹の巴恵さんがずっとサポートされていたと思いますが、どんな様子でしたか。またリオデジャネイロ大会に向けて、巴恵さんにどんな風に頑張ってほしいと考えていますか?

上野選手 今回は姉が打ち込みパートナーを務めてくれたので、妹とはやっていないのですが、私が不安になったときにはいち早くアドバイスをくれたり、心に染みることを言ってくれるのでなくてはならない存在でした。妹はもっともっと頑張らなければいけないのですが、リオに向けて私もサポートしていきたいと思います。

――心に染みる言葉というのは?

上野選手 「私らしく地味に、地道に、しつこく頑張ろうね」と言ってくれました。

――妹さんに頑張ってほしい部分は?

上野選手 柔道に関しては技がキレキレで非常に才能があるので、あとは気持ちでもう少し強気になってくれれば絶対勝てると思います。

――この後、まだ柔道の試合も続きますが、日本代表選手団に今後どんな風に頑張ってほしいですか。また日本のみなさんにひとことお願いします。

上野選手 今も試合をやっていると思うのですが、金メダルを目指して頑張ってほしいのと、負けても銅メダル、敗者復活戦もあるのでそれに向けて頑張ってほしいです。

 本当に会社の方々や家族、先生たちからいろいろなサポートをしていただいて、銅メダルですけどこういう結果が残せたので、感謝の気持ちを忘れずに帰ったらまずお礼を言いたいと思います。

――コーチとして近親者であるご家族の方に囲まれてやってこられたわけですが、通常のコーチとの違いは?

上野選手 姉妹だと楽ですし、何でも話し合えるし、行動もいつも一緒にしているので本当に楽で、なくてはならない存在です。

――同じような環境を、また妹さんに作ってあげたいですか?

上野選手 姉のように最強ではないですが、私がサポートできたらと思います。


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