写真:築田純/アフロ

柔道

JUDO
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畳の上で行われる1対1の日本発祥の格闘技である柔道。オリンピックでは1964年東京大会で初めて実施されました。

東京2020大会柔道男子66kg級予選

東京2020大会 柔道 男子66kg級 予選(写真:築田純/アフロ)



柔道の概要

柔道は、白か青の柔道衣をまとった選手が、10m四方の畳上で戦います。瞬時に展開される技の応酬により、ポイントで負けていても試合終了直前に大逆転が生まれることがあるため、試合終了まで目が離せません。

東京2020大会柔道混合団体準々決勝

東京2020大会 柔道 混合団体 準々決勝(写真:エンリコ/アフロスポーツ)

勝敗の決まり方

柔道の勝敗を決めるパターンは大きく分けて4つあります。

一本
最も大きいポイントで「一本」が決まった瞬間、試合が終了します。「投げ」は『相手を制す』『背中を畳につける』『強さ』『速さ』の4つの要素を満たすことが一本となる条件です。「抑え込み」は寝技の展開に持ち込み、相手の背中及び両肩を畳に着けた状態で抑え込むことを指します。「抑え込み」の場合には20秒で「一本」となります。

技あり
一本に必要な4つの要素のうち2つ以上を満たすもので、「完全に一本」とは言えないまでも相手を制している状態を指します。

合わせ技一本
1つの試合で2回目の「技あり」を取ったとき、合わせ技一本となります。

反則
わざと相手と組み合わなかったり、消極的な姿勢を取った場合など「指導」が与えられますが、3回受けるとその時点で「反則負け」となります。

東京2020大会柔道女子78kg級決勝

東京2020大会 柔道 女子78kg級 決勝(写真:築田純/アフロ)

オリンピックにおける階級

柔道は体重別に行われる競技です。男子の階級は「60kg級」「66kg級」「73kg級」「81kg級」「 90kg級」「100kg級」「100kg超級」の7つ。女子は「48kg級」「52kg級」「57kg級」「63kg級」「70kg級」「78kg級」「78kg超級」の7つです。

柔道

東京2020大会 柔道 メダリスト会見の様子(写真:アフロスポーツ)

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混合団体

柔道の混合団体は、男女それぞれ3階級ずつ、合わせて6階級でチームを組んで対戦する種目で、先に4勝したチームが勝ちとなります。オリンピックでは東京2020大会で初めて実施され、日本はフランスに決勝で負けて銀メダルとなりました。しかしながら世界柔道選手権大会では2023年大会まで6連覇中と、パリ2024大会での金メダルが獲得される種目です。

東京2020大会柔道混合団体

東京2020大会 柔道 混合団体(写真:エンリコ/アフロスポーツ)


参考情報INFORMATION

競技初回実施大会 東京1964大会
TEAM JAPAN初出場大会 東京1964大会
競技別累計メダル数
  • 金48
  • 銀21
  • 銅27

2024年1月1日時点

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