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2025.07.30 お知らせ

令和6年度JOCスポーツ賞表彰式&スペシャルトーク「~パリからミラノ・コルティナへ~オリンピック競技大解剖!」を開催

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令和6年度JOCスポーツ賞表彰式を開催(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は、ミラノ・コルティナ2026冬季大会の開幕まで残り209日となった7月12日、令和6年度JOCスポーツ賞表彰式とスペシャルトーク「~パリからミラノ・コルティナへ~オリンピック競技大解剖!」が東京ミッドタウン日比谷1階アトリウムで開催されました。

 「JOC スポーツ賞」は、オリンピック・ムーブメント推進とスポーツの各分野で優れた成績を挙げられた方々の栄誉を称えることを目的とするJOCの表彰制度で、平成3年に創設し、今回で33回目となります。今年度は最優秀賞、優秀賞、新人賞、特別功労賞、特別栄誉賞の5つの年度賞で14名・1団体、さらに特別貢献賞3名、トップアスリートサポート賞7団体、女性スポーツ賞1名が受賞しました。

 表彰式では受賞者が三屋裕子JOC副会長から賞状やトロフィーを受け取り、それぞれコメントを述べました。

〜出席者のコメント〜

<年度賞>
【最優秀賞】

■堀米雄斗選手(スケートボード)

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最優秀賞を受賞した堀米雄斗選手(写真:アフロスポーツ)

「この度はこのような光栄な賞をいただき、本当にありがとうございます。ここまでスケートボードを続けてこられたのは、いつも応援してくださる家族や関係者、ファンの皆様のおかげです。本当にありがとうございます。これからも挑戦を続けていき、スケートボードの魅力や楽しさをもっと多くの人に届けられるように頑張っていきます。ロサンゼルス2028大会に向けてもっと頑張るので、これからも応援よろしくお願いします」

【優秀賞】

■鏡優翔選手(レスリング)

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優秀賞を受賞した鏡優翔選手(写真:アフロスポーツ)

「この度はこのような賞をいただき本当に嬉しいです。日頃から応援してくださり、ありがとうございます。たくさんの競技がある中で、レスリングはオリンピック以外で輝くことがなかなか難しいので、パリ2024大会をきっかけにもっと知っていただけたら嬉しいなと思います。応援よろしくお願いします」

■加納虹輝選手(フェンシング)

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優秀賞を受賞した加納虹輝選手(写真:アフロスポーツ)

「本日はこのような賞をいただくことができて大変嬉しく思います。フェンシングはパリ2024大会でたくさんのメダルを獲得することができました。しかし、フェンシングという競技はまだまだマイナースポーツなので、より多くの方に知ってもらいたいと思っています。これからもフェンシングを続け、次はロサンゼルス2028大会でもう一度金メダルを獲得することを目指したいと思いますので、今後とも応援していただけたらと思います」

■島田麻央選手(スケート/フィギュアスケート)

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優秀賞を受賞した島田麻央選手(写真:アフロスポーツ)

「このような素晴らしいスポーツ賞をいただくことができ、とても嬉しく思います。フランス・アルプス2030冬季大会に出場できるように、そして皆様に感動していただけるような演技ができるように、これからも頑張りたいと思います」

【新人賞】

■園部八奏選手(テニス)(代理出席)

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新人賞を受賞した園部八奏選手の代理人(写真:アフロスポーツ)

「(代理人による挨拶)今日はカナダで試合がある関係上、栄誉なる賞をいただいたにもかかわらず、今日は代理でいただきにあがりました。新人賞をいただくにあたって、日本テニス協会の皆様、森田ファンドの皆様、そして幼少からテニスを教えていただいた与野テニスクラブのコーチやオーナーの皆様など多くの方にサポートしていただき、新人賞をいただくことができました。この賞は、本人にとって、もっと頑張れというメッセージなのかなと思っておりますので、本人にエールを送るような形で、今日はありがたく頂戴したいと思います」

【特別功労賞】

■玉井陸斗選手(水泳/飛込)

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特別功労賞を受賞した玉井陸斗選手(写真:アフロスポーツ)

「パリ2024大会から1年ほど経ちましたが、今まで自分がどれだけ多くの方に応援していただいたり、サポートしてもらっていたのかということを実感できるような大会であり、1年間だったなと思います。また、飛込競技は非常にマイナーな競技なので、たくさんの方に知ってもらえる機会にもなったと思います。これからロサンゼルス2028大会にも向かいつつ、今月末には世界選手権も行われますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いします」

■大岩義明選手・北島隆三選手・戸本一真選手・田中利幸選手(馬術)

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特別功労賞を受賞した大岩義明選手・田中利幸選手・北島隆三選手・戸本一真選手(左から順に)(写真:アフロスポーツ)

「(代表して大岩選手が挨拶)今回はこのような機会をいただきまして、また、こういった場でこのような貴重な賞をいただきまして、ロサンゼルス2028大会に向けて、また新たな気持ちで臨むことができるいいきっかけになりました。引き続き、ロサンゼルス2028大会を目指して頑張りたいと思います。こちらの3名(北島選手・戸本選手・田中選手)は、私よりも若く、まだオリンピックのチャンスがあと5、6回はあると思いますが、引き続き応援をしていただけたら嬉しいです」

■佐藤大宗選手(近代五種)

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特別功労賞を受賞した佐藤大宗選手(写真:アフロスポーツ)

「近代五種競技を知らない人の方が多いと思います。5種目を一日で戦う種目となっております。フェンシング、水泳、パリ2024大会までは馬術、射撃、ランニングの5種目を一日で戦う競技となっております。パリ2024大会以降は馬術がオブスタクルに代わり、それを含めた5種目で、次はロサンゼルス2028大会を目指していきたいと思っております。また、この近代五種競技を覚えていただけたらすごく嬉しいです。そして応援していただけるともっと嬉しいので、今後ともよろしくお願いします。そしてこのような貴重な賞をいただき、本当に嬉しく思います」

【特別貢献賞】

■弁護士 飯田隆氏

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特別貢献賞を受賞した飯田隆弁護士(写真:アフロスポーツ)

「本日はこのような素晴らしい賞をいただきまして、本当にありがとうございました。弁護士を50年やっていますが、これほど嬉しいことはございません。私が担当した窓口は、現在企業や様々な組織、そしてJOCにおいては12年前に設けられました。JOCの先見性、解明性を高く評価しており、今後は益々発展されますことを心から祈念しております」

■江村美咲選手(フェンシング)

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特別貢献賞を受賞した江村美咲選手(写真:アフロスポーツ)

「この度はこのような大変光栄な賞をいただき、誠にありがとうございます。選手としては戦績を称えていただく賞ももちろん嬉しいのですが、今回は旗手の活動を評価していただき、大変嬉しく光栄に思います。ここまで成長させてくれたフェンシングや指導していただいたたくさんの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。私もいつか最優秀賞をいただきたいと思っていますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします」

【女性スポーツ賞】

■松田基子氏(柔道)

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女性スポーツ賞を受賞した松田基子氏(写真:アフロスポーツ)

「このような素晴らしい賞を頂戴いたしまして、大変光栄です。女子柔道界における女性活躍推進を目的としたさまざまな活動に対して、この度このような評価をいただけたこと、本当に嬉しく思っております。この賞は、私個人というよりも一緒に活動をしていただきました全日本柔道連盟や女子柔道振興委員会、そして全日本学生柔道連盟において、女子選手の育成と普及を目的として新たに設置をしたYAWARA Challenge Tournament実行委員会の皆様と共に頂戴したと思っております。今回のこの受賞を励みに、引き続き力を尽くしてまいりたいと思います」

 続けて、スペシャルトーク「パリからミラノ・コルティナへ~オリンピック競技大解剖!」が行われ、堀米選手、鏡選手、戸本選手、江村選手が登壇しました。日本中を熱狂の渦に巻き込んだパリ2024大会から1年を振り返って堀米選手は「パリ2024大会が終わり、数ヶ月は体を休めて、家族や友達と会うなどして過ごしました。オリンピック予選が先月から始まっているので、次のロサンゼルス2028大会に向けて頑張っています」と述べ、続いて鏡選手は「たくさんの方に知っていただけて、テレビに出演するなど生活が物凄く変わりました」と述べ、“かわいい旋風”について触れられるとはにかむ様子を見せました。続いて、戸本選手は「馬術選手がこのような場所に来られることはこれまでになかったので、これもオリンピック、そしてメダルの力だなというふうに感じています」と述べ、さらに“初老JAPAN”の呼び名について問われ、パリ2024大会直前の強化合宿の際に冗談で言い出したのがきっかけであるとし、「このキャッチーなネーミングもあって、馬術を応援していただけたので、今は受け入れるようにしています」と感謝の言葉を述べました。最後に、江村選手は「完全にアウェイの中で、本当に人生で一番怖い瞬間でした。大会期間中はずっと不調で、チームの足も引っ張っているし、ここで負けたらメダルなしという時にチームや皆さんの応援の声が背中を押してくれたのをすごく実感しました。たくさんの経験をさせてもらい、フェンシングも皆さんの身近にはない競技だと思いますが、それでも応援してくださる方や知ってくださる方がたくさん増え、声もかけてくださり、本当に人生が変わったと思います」と述べました。

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表彰式後に行われたスペシャルトークに参加した宮下純一氏とジュニアレポーター(写真:アフロスポーツ)

 続いて、この日TEAM JAPANを一日密着取材したJOCオリンピックムーブメントジュニアレポーターの5名に加え、メンター役オリンピアンとして宮下純一氏(水泳/競泳)が登壇し、「オリンピック競技、基本のキ!」と題し、全5問のクイズ形式で各競技の魅力を紐解き、さらに来年開催されるミラノ・コルティナ2026冬季大会の見どころを探りました。登壇した選手にちなんだクイズが行われ、登壇者のみならずオリンピアンや関係者、会場に駆け付けた観客全員が参加し、大いに盛り上がりをみせました。クイズ後には、ミラノ・コルティナ2026冬季大会の見どころについて問われ、宮下氏は「パリ2024大会で活躍してくれた皆さんがいるので、ミラノ・コルティナ2026冬季大会にもいい流れが来ると思います。温暖化で雪のスポーツができないところも増えている中で、練習を重ねている選手たちが出場する。また冬はトリックがすごいので、そういったダイナミックなところも含めて、夏季大会とは違う醍醐味があると思います」と述べました。また、堀米選手はスノーボードについて「スピード感がスケートボードとは違いとても面白いです」と自身の競技と比較した感想を述べました。そして鏡選手が「スキージャンプを見ています」と、戸本選手が「小さい頃、スキーやスノーボードが好きだったのでいつも注目して見ています」と、江村選手が「フィギュアなどの魅せる美しい競技を見るのが好きなので、そこに注目していきたい」と、冬季大会での気になる種目について語りました。

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スペシャルトークの様子(写真:アフロスポーツ)

 最後に、登壇者を代表して堀米選手から子どもたちや若い世代へ向けて「今日は暑い中、お集まりいただき本当にありがとうございます。これからももっと頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました」とメッセージが送られ、イベントが締めくくられました。

 イベント終了後に、スペシャルトークにクイズの出題者として参加したジュニアレポーターたちに感想を聞くと、「私も強い気持ちで練習や試合をしたい」「オリンピアンがクイズに答えるのを見るのが楽しかった」「オリンピアンが頑張る姿を見ていつも勇気をもらっている」などとコメント。その充実した表情からは、オリンピアンと近くで触れ合えたことの嬉しさが溢れていました。

☆令和6年度JOCスポーツ賞受賞者一覧はこちら

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