写真:森田直樹/アフロスポーツ

バスケットボール

BASKETBALL
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1チーム5人で、パス、ドリブルなどでボールをつなぎ相手コートのリングに投げ入れるバスケットボール。タフな2チームの選手たちが、まるで火花が散るようにスピーディーな接近戦を繰り広げます。

東京2020大会バスケットボール男子予選ラウンド

東京2020大会 バスケットボール 男子 予選ラウンド(写真:長田洋平/アフロスポーツ)



ゴールを射抜く3ポイントシュートに注目

バスケットボールの得点はショットの方法によって異なり、3ポイントラインよりも外側からのショットが成功すれば3点、それよりも内側からのショットが成功すれば2点となります。また、反則などで一度プレーが中断し、ディフェンスのない状態で行われる「フリースロー」は1投1点とされています。中でも3ポイントシュートは一気に3点を獲得できるため、試合の行方に大きな影響を与えます。現代のバスケットボールでは、5人全員が3ポイントシュートを打てることが当たり前となり、更に3ポイントラインよりも遠い位置から放つ「ディープスリー」が注目されるなど、観戦の際の見どころの一つとなっています。

東京2020大会 バスケットボール 男子 予選ラウンド

東京2020大会 バスケットボール 男子 予選ラウンド(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

「ドリームチーム」による人気の高まり

かつてはアマチュアしか出場できませんでしたが、アマチュア規定撤廃後のバルセロナ1992大会ではNBAのスター選手たちが集結した「ドリームチーム」と呼ばれるアメリカ代表が格の違いを見せつけて金メダルを獲得し、大会に大きな華を添えました。以来、アメリカ代表チームは歴代NBAの花形選手を集め、世界中のスポーツファンの注目の的になっています。

NBAプレイヤーである八村塁選手と渡邊雄太選手が東京2020大会に出場

NBAプレイヤーである渡邊雄太選手と八村塁選手が東京2020大会に出場(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

オリンピックにおける日本の歴史

男子はモントリオール1976大会以降出場から遠ざかっていましたが、東京2020大会にて44年ぶりにオリンピックに出場しました。また、FIBAワールドカップ2023にてアジア最上位の成績を収めパリ2024大会の出場権を獲得。自力でのオリンピックの出場権獲得は48年ぶりのことです。
女子は初開催となったモントリオール1976大会から出場。その後、5大会目の出場となった東京2020大会では、男女通して初となる銀メダルを獲得しました。平均身長が176cmと出場12カ国・地域で2番目に低いチームでしたが「小さくても勝てる」を実践し、世界を驚かせました。

東京2020大会で銀メダルを獲得したバスケットボール女子チーム

東京2020大会で銀メダルを獲得したバスケットボール女子チーム(写真:青木紘二/アフロスポーツ)


参考情報INFORMATION

競技初回実施大会 ベルリン1936大会
TEAM JAPAN初出場大会 ベルリン1936大会
競技別累計メダル数
  • 金0
  • 銀1
  • 銅0

2024年1月1日時点

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