【ルカ(フィンランド)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は29日、フィンランドのルカで個人第3戦(HS142メートル、K点120メートル)が行われ、ソチ冬季五輪ラージヒル銀メダルの葛西紀明(土屋ホーム)が、五輪の個人種目を4度制したシモン・アマン(スイス)と合計272・2点の同点で優勝を分け合い、自身のW杯最年長優勝記録を42歳5カ月に塗り替えた。
葛西の勝利は200メートル前後の飛距離で争うフライングヒルで行われた今年1月11日のバートミッテルンドルフ(オーストリア)大会以来で通算17勝目。アマンは2連勝で通算23勝目。
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