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2013.03.28 イベント

平成24年度「オリンピック教室」の実施について

平成24年度「オリンピック教室」の実施について
鶴岡剣太郎先生(スノーボード)による「運動の時間」
平成24年度「オリンピック教室」の実施について
宮下純一先生(競泳)による「運動の時間」

 日本オリンピック委員会(JOC)は平成24年度、オリンピックとその価値を伝えていくことを目的に、オリンピアンが先生となって生徒たちとふれあう「オリンピック教室」を実施しました。

 平成24年度からの学習指導要領の改訂で、中学3年生の保健体育(体育理論)の学習内容に「オリンピック」が明示されました。JOCではこれを受け、次年度学習にむけた事前啓発の意味も込めて、中学2年生を対象に「オリンピック教室」という“授業”を開始。平成24年度は13校、49クラス、1710名の生徒を対象に実施しました。

 オリンピック教室は1クラス毎に2コマ構成で行われ、1時間目は「運動の時間」、2時間目は「座学の時間」となっています。

平成24年度「オリンピック教室」の実施について
「座学の時間」でオリンピックでの自身の経験を話す黒須成美先生(近代五種)

 まず「運動の時間」は、通常の体育の授業と同様に行いますが、オリンピアン先生と生徒のコミュニケーションを図ることを目的に、誰もが楽しみながら行える運動をメインとしています。ここでは、オリンピアン先生の競技に応じた運動が行われたり、特技を生かしたパフォーマンスが披露されることもあり、各々のオリンピアン先生の個性を生かした内容となっています。

平成24年度「オリンピック教室」の実施について
「座学の時間」で生徒たちに声をかける米田功先生(体操)
平成24年度「オリンピック教室」の実施について
オリンピック教室終了後の記念撮影

 「座学の時間」は、オリンピック出場時の写真や映像などを使用した紹介の後、オリンピアン先生自身が経験した様々な体験談やそこから紡いだオリンピックの価値などが語られます。授業の流れにそって、オリンピアン先生の発問に対し、生徒ひとりひとりが考えたり、時にはグループワークを用いて皆で考える時間もあり、その後発表した意見を聞きながら授業をまとめていきます。

 最後にオリンピックの価値や理念をこめたメッセージがオリンピアン先生から伝えられ、授業は終了します。

 JOCでは25年度も引き続き、15校程度の中学校を対象に、この「オリンピック教室」を実施していく予定です。

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