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2017.06.01 キャリア支援

アスリートのセカンドキャリア支援「アスナビNEXT」:中山英子さん(スケルトン)の採用が決定

アスリートのセカンドキャリア支援「アスナビNEXT」:中山英子さん(スケルトン)の採用が決定
株式会社電通に採用された中山英子さん(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)が実施している、引退したトップアスリートのセカンドキャリア支援「アスナビNEXT(ネクスト)」を利用して、スケルトンの中山英子さんが「株式会社電通」に採用されました(平成29年6月1日付入社)。これにより、アスナビNEXTを通じた就職者数は、4人となりました。

 「アスナビNEXT」はJOCが現役アスリートを対象に行っている就職支援「アスナビ」の引退アスリート向けプログラムとして平成28年度よりスタートしたもので、現役を引退したアスリートが次のステージへスムーズに移行する為の支援をする制度です。

 中山さんは2002年ソルトレークシティー大会、2006年トリノ大会と2大会連続でオリンピックに出場。そのほか2003年ワールドカップサンモリッツ大会5位、2012ヨーロッパカップ総合4位、2013年インターコンチネンタルカップ6位など世界を舞台に活躍を続け、2016年12月に競技の第一線から退きました。
 新聞記者と競技を両立していた経験もある中山さんは、今回の内定を受け「選手と新聞社の記者という異なる立場でオリンピックを体験させていただく中で、オリンピック競技大会の実施を通じ社会の豊かさに繋がるようなスポーツの発展の大切さを強く感じました。これまでの自分の経験を社会に還元し、オリンピック・パラリンピックにとどまらず、その先の日本のスポーツ文化の発展を目指し、社会人として大いに学び、貢献していきたいと思います」とコメント。新たなキャリアへ向けて決意を語りました。

 「アスナビNEXT」では主な施策として、「キャリア意識調査」「キャリアデザインセミナー」「独立開業セミナー」「キャリアカウンセリング」等を実施。これらを通じ、引退後の自分をイメージできていないアスリートに対し、現役のうちからキャリアデザイン力(将来を構想する力)を高め、準備すること、一方次のステージにおいて、それまでのスポーツを通じた経験等から培われた様々な能力を存分に発揮できるよう支援していきます。

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